下地でのツヤ出しを実践したら同年代の知人にいきなり「若いですね!」と叫ばれ、内心達成感に浸る


「ファンデーションとパウダーは軽めで大丈夫です。ハイライトはガッツリ入れますね。目の下のほお骨に艶を出すと健康的にセクシーに見えます。チークもその上に塗ります」

マスクしていても見える部分にツヤを出すのがポイントとのこと。たしかに年齢感を左右するのは、目の下に光が回っているかどうか、だったりします。年を重ねるとへこんできて顔色がくすんで見えてしまいます。お恥ずかしながら今までハイライトをほとんど使っていなくて、ツヤとか輝きはあきらめてしまっていました。赤松さんの手によって、ツヤが出て肌が若返ってきたようで感動しました。鼻にもハイライトを入れて、テカりとは違う輝きをプラス。

マスクしていても見える部分にツヤを出すのがポイント!

また、「今のヤングはノーズシャドウが大好きなんです」と、赤松さんに教えていただきました。バブル世代のイメージがありましたが、今再流行しているとは。眉下からノーズに向けてシャドウを入れると、マスクから部分的に見える顔がより立体的に見えます。さっき鼻に入れたハイライトの伏線も回収。薄めの絶妙な色調のアイシャドウをon。これまで、アイシャドウパレットの指定通り律儀に3色くらい塗っていましたが、ツヤで華やかになった顔は1色だけでも間が持ちます。

 

こなれ感を出すには、アイラインも真っ黒ではなく、ブラウン系か透けている黒が良い、とのことでした。眉だけ教えていただくつもりでいたら、顔全体アップデートできて感無量です。ハリが出て見えるので、マスクで顔の下半身をカバーすれば年齢詐称できそうです。

イラスト/辛酸なめ子

ところで、顔が時代に取り残されないためにはどうすればいいのでしょう?

「同じブランドを使い続けて安心するのをやめましよう」と、赤松さん。

「いつから同じメイクをやっているか、同じアイテムを使い続けているのか、チェックするのが大切。季節季節でアップデートを心がけないと顔にニュースが生まれないです」

プチプラのコスメブランドなどでトレンドをキャッチアップするのもおすすめとのこと。また教えていただいた一式をPLAZAで購入。客層が若くて、まずそこでエネルギーを吸収できました。

 

以来、下地でのツヤ出しを実践していたら、仕事で会った同年代の知人に、いきなり「若いですね!」と叫ばれ、内心達成感に浸りました。メイクでハリやツヤが出た顔を鏡で見るたび、脳が自分は若いと錯覚することで、全身の細胞も活性化しそうな予感です。 
 

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(次回、あのスターの舞台に潜入!)
 


写真・動画撮影/大坪尚人(本社写真部)
構成/露木桃子

 

前回記事「描き込みすぎて強め!スキがない!団塊ジュニア世代の哀愁すら感じる「眉毛」を更新する」>>

 
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