おいしくて、美容にもダイエットにもいいことから、モデルなど美意識の高い人たちの間で大人気なのが、野菜ソムリエプロ・Atsushiさんが提案するスープ。
そんなAtsushiさんの新刊『やせる、美肌になる、心が整うと大人気！ 「すごい腸活」スープ＆ディッシュ』（講談社）が6月6日に発売になりました。そこで、この新刊の中から、特に腸活効果が高い「腸活スター食材」を使ったレシピを、いち早くご紹介！
腸活スター食材を使い、１品で「シンバイオティクス」になるから最強！
Atsushiさんのスープといえば、高たんぱく低糖質で、しかも食物繊維が多い食材をたっぷり使っているのが特徴ですが、新刊『「すごい腸活」スープ＆ディッシュ』では、より「腸活」に着目したレシピばかりが紹介されています。
そのポイントは、１品で“シンバイオティクス”になるということなのだとか。
「発酵食品のように体によい効果のある善玉菌を含む食品を“プロバイオティクス”と呼びます。
ただ、外から取り入れる善玉菌は、毎日摂らないと自分の腸になかなか定着しにくいのが難点。
そこで組み合わせたいのが、腸内で善玉菌の餌となる“プレバイオティクス”。プレバイオティクスにはオリゴ糖や食物繊維などがあり、食物繊維は特に、水に溶ける水溶性食物繊維のほうが餌になりやすいと言われています
プレバイオティクスを摂ると腸内の善玉菌の餌になるので、自分の腸にもともと棲んでいる善玉菌を増やせて効果が確実。
つまりプロバイオティクスとプレバイオティクスを組み合わせて摂るのが最強の腸活で、これを“シンバイオティクス”と言います。
今回の新刊でご紹介しているレシピは、1品でシンバイオティクスになるものがほとんどなので、腸活効果抜群なのです」（Atsushiさん）
今回は新刊の中から、腸活スター食材の「玉ねぎ」と「酒かす」を使ったレシピをピックアップ！
腸活スター食材1 「玉ねぎ」
「野菜の中でもオリゴ糖が多く含まれているのが玉ねぎ。食物繊維も摂れるほか、抗酸化作用の高いケルセチンや、血液サラサラ効果のある硫化アリル(アリシン)なども摂ることができる優秀食材です」（Atsushiさん）
疲れた胃にも優しい、癒やされる味
卵とじゃこ、玉ねぎのスープ
材料(1人分)
卵…1個
玉ねぎ （オリゴ糖）（食物繊維）…40g
ミニトマト （食物繊維）…5個
オリーブ(種なし) （食物繊維）…5個
ちりめんじゃこ…30g
レモン…1/4個
※カッコ内は、腸活に有効な栄養成分です（以下同）
A
コンソメスープの素(顆粒)…小さじ1と1/2
パルメザンチーズ(粉状) （乳酸菌）…大さじ1
白ワイン…小さじ2
チューブにんにく （オリゴ糖）…小さじ1
水…200㎖
作り方
① 卵は溶く。玉ねぎは粗みじん切り、ミニトマト 、オリーブは縦半分に切る。
② 耐熱ボウルに溶き卵、レモン以外の具材とAを入れ、軽く混ぜ合わせ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で2分30秒加熱する。
③ ボウルをいったん取り出し、溶き卵を加え、さらに2分30秒加熱する。
④ 器に盛り、レモンを搾る。
Atsushi’s Memo
「ちりめんじゃこのうまみと、トマトの酸味、オリーブの塩味が、卵と絶妙にマッチ。ちりめんじゃこには、ストレス軽減をサポートするカルシウムが多く含 まれているので、疲れた日にもぴったりです」（Atsushiさん）
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