ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び方に変更と訂正のお知らせです。マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、アイパレットでよく見かけるパールホワイトのアイシャドウを塗る順番編です。
vol.14
白っぽいシャドウは、最初ではなく最後に塗ろう
毎回おなじみ、上の2つの写真の違いは何でしょう? 使っているコスメはすべて同じ。でも4色アイシャドウパレットによく入っている白っぽいパールカラーを、アイベース的に最初に塗った(右写真)か、ハイライトとして最後に塗ったの(左写真)かの違い。いかがですか? 右はまぶたのくすみ感はありませんが、左のほうが陰影があり、あか抜けて見えませんか?
まぶたのくすみも有効活用!
大人のまぶたは明るさよりも立体感を
4−5色入ったアイシャドウパレットでアイメイクをする際、反射的に「1番明るい色を最初にアイホール全体に塗る」という人、実は多いのでは?
白っぽく明るい色で、まぶたのくすみを一旦明るくしてから、色を重ねていく……この塗り方は確かに基本ですが、実は、無理にまぶたを明るくせず、少しのくすみくらいは“ニュアンス”として生かしたほうが、立体感もしゃれ感も出しやすいんですよ。
まぶたにはいきなりブラウン! 白っぽいカラーはアイシャドウの最後にハイライトとして点として散りばめる……。すると、重たくならず適度な明るさも引き出せるんです。
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