過日のこと。

無事50歳の誕生日を迎えました。誰かさんが「半世紀バースデーおめでとう」と言われ、なんだかすごいことを成し遂げた気がしています(笑)。

このご時世、日々と変わらぬ1日を過ごそうと思ってましたが、「50歳は祝わないと!」と周りの後押しもあって、なんとなくそんな気分に。

当初は、私ごときのバースデーにコロナ禍明けだし呼びづらいなど迷いもあり、それでも突然呼び出しくらった友人たちが快く集まっていただけたのは至極幸せなこと。一緒に祝い、半世紀スタートを思い出深い一日として迎えることができ、やっていただいてよかったと、心から感謝した日でした。

 

 

50歳を迎え、まず私がアクション起こしたのは母への感謝の言葉を伝えることでした。

私が小学生の頃、真っ白なウエディングドレスを纏ったモデルが「貴方の色に染められたい」というコピーのCMが流れ、母が私に言い放った言葉は「あなたには真っ赤なウエディングドレスを作ってあげる」でした(笑)。パンクだな〜、と思いましたが、母はコンサバな考え方が多い熊本の田舎で生まれ育ち生涯をこの地で生きながらも、いつも自由の精神を持った、ちょっとした戦士。女性でも自立して生きてくことや、忖度せずにきちんと発言していくこと、そういうことを自ら行動に移し、示してきた女性。

言わなければ良いのに、流されたらもっと生きやすかっただろうに・・・今思うとしっかり私もそのDNAを受け継いでしまった感は抗えませんが(笑)、半世紀を心身ともに健やかに生きてこられたことは亡くなった父も含め、両親のおかげ。特に身を粉にして働いてきた母に「ありがとう」の気持ちを伝えたく、手紙を添えて感謝のギフトを贈りました。

半世紀バースデーに、母への感謝を伝えたく。着物にも映えそうな傘をプレゼント。こちらはスタイリストの河井真奈さんがプロデュースするギフトショップ「futo」で購入。日本のクオリティと技術の高いものがが揃う洗練されたギフトショップです。いつもお世話になっている方へのとっておきのプレゼントにオススメ。

 

コロナ禍という時代を迎え、50代を迎える寸前に生まれて初めての「余暇」を過ごした気分です。今思えば、忙殺され何かに振り回される自分でいなかったことへ感謝する半世紀バースデー。生産性を求めるあまりに肝心なことを見失うところだったような気がします。

つい先日のこと、エレベーターの中である中年女性が発した「今日リストラにあったのよ〜。」という言葉はリアルに響きました。

事実、私もファッション関連のプロジェクトが無くなったり、以前のような物質的な豊かさは今となっては皆無。でも、それに代わる「豊かさの本質」を見出そうと模索しているところです。現に私たちは、環境問題に目を向けたり、自然と人との関係性において大きな変革の中にあります。

「互いを認め合い、シェアしていく」

このコロナショックは人の本質が問われ、気付きを与え、より深い人間力を試される時代に突入してるような気がします。

私もこれ以降の人生は楽しみながら、しなやかに、次世代へバトンタッチをやっていきたい思いです。

いただいた豪華なお花でしばらくバースデーの余韻に浸りながら過ごしました。お祝いのメッセージやお心遣いに感謝感激!