Y2Kファッションとか呼ばれて、2000年代に流行ったような懐かしいおしゃれの10代、20代が街に溢れています。その頃のメイクの流行りはどうだったっけ?と、ちょっと検索してみたら、当時大好きだったランコムのジューシーチューブの画像が出てきて、思わずノスタルジーな気分に。テカテカのグロスを40代がつけこなすのは難易度が高いけれど、大人だってリップスティックほどしっかりつけたい気分じゃない時もあります。というわけで、リキッドタイプの中でも特にサラサラの液で薄〜くつくラッカータイプは超好み。実はずーっと待っていました。発売日(7月1日発売、オンラインでは予約スタート済み)が近づき、このリップを紹介できる日が来るのを。もうプレスリリースを頂いて以来だいぶ使い倒しているのですが、読者の皆さまにはやっぱりちゃんと買える時期にご紹介したいですからね……。
ほんのり透けて、大人の唇のくすみをリサイクル。
国籍不明な色づかい。塗るだけで顔面にヨーロッパの光が差す(個人の感想です)
こう言っちゃなんなのですが、ちょっと外資系ブランドみたいなカラーセンスを感じる最近のRMK。日本人の発想にはないでしょ、という色出しが、顔面に鮮度をもたらしてくれますし、そもそもブランドがイメージしている女性像がヨーロッパ的自立した大人の女性という感じがするのであります。かと言って、完全なる日本人顔にきちんと似合わせてくるあたりは、とってもメイド・イン・ジャパンな精度も感じさせます。透明度低めの透け感も自前の唇の色を拾ってなじみつつ、くすみはカバーしつつで、大人の顔を軽やかにおしゃれ顔に導きます。要は、なんか「ちょうどいい」んです。クリエイティブディレクターのYUKIさんに変わってからのRMK、密かにmi-mollet(ミモレ)世代にかなりおすすめだと私思ってますので、みなさまぜひお試しになってみてください。
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