嫉妬やマウント、SNSでの心ない中傷……。現代社会には、女性を苦しめるプチストレスが溢れていますよね。そんな私たちに、時代を生き抜くヒントを与えてくれるのが、獅子さんによる漫画『メンタル強め美女白川さん』です。6月22日に最終回を迎えたドラマ版でも、さまざまな学びを得ることができました。

本稿では、ドラマで描かれた白川さん(井桁弘恵)のPMS(月経前症候群)の過ごし方を振り返りながら、彼女のハッピーマインドを紐解いていきたいと思います。

 


① お高めの化粧品を、PMS期間のご褒美に
 

誰だって、PMS期間は憂鬱になってしまうもの。けれど、その期間特有の“ご褒美”があれば、乗り越えられる気がしませんか? 

ちなみに、白川さんがご褒美に選んだのは極上パック。肌も心も癒されるのなら、一石二鳥ですよね。

お高めの化粧品を、PMS期間限定で使用するのもいいかもしれません。気分が落ち込みがちな生理前。少しでも楽しみがあると思えば、心も前向きになれるはず!

「生理がくる→嫌だ」と思ってしまう脳を、「生理がくる→楽しいことがある!」と錯覚させる。PMS期間さえもポジティブに生き抜く白川さん、すごすぎる……!
 

② 肌荒れは、あえて隠さない! チークとリップで視線を逸らす


メンタルが落ちるだけでなく、肌のコンディションまで下がってしまうPMS期間。肌荒れを隠すために、ファンデーションやコンシーラーを塗りたくった経験、ありませんか? そういう時って、余計に顔色が悪く見えるからテンションが下がるんですよね。

白川さんのメイク術(PMS版)は、“あえて”隠さないスタイル。肌荒れ(=マイナス)な部分を無理に隠すのではなく、チークやリップで視線を逸らす。まさに、ポジティブな白川さんらしいメイク術! 

そして、「香りはダイレクトに脳に届く」という格言どおり、出社前にはお気に入りの香水をワンプッシュ。原作漫画では、お気に入りの入浴剤をお風呂に入れたり、ラベンダーの香りのアイピローを使用している場面もありました。

マイナスな部分ばかりを気にするのではなく、プラスな部分に目を向ける。白川さんの他人との関わり方にも、通ずる部分があります。

 
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