こんにちは。週のまんなか水曜日、いかがお過ごしですか?
今日は、「言葉とつながる」の日にしたいと思います。

先日、とてもかわいい古本屋さんに行ってきました。本屋さんの名前で検索すると、グーグルマップが示すのは大田区・石川台の住宅街。う~ん?こんなところに本当に本屋さんがあるのかしら……若干不安になりながら歩いていくと、ありました!

住宅街に突如現れる本屋さん。

見つけた~!と近寄っていくと、お店の前の樹のふもとには、本がたくさん入ったコンテナが置いてありました。絵本・イラスト・アートを中心に1960年代から現代までの古本を扱う「タバネルブックス」さんです。

中へ入ると、まるで玉手箱のように上から下までたくさんの本がギュッと詰まっています。外国の絵本もいっぱいで、とてもカラフル。日本の絵本も好きですが、海外の色使いはまた違った魅力がありますよね。

撮影はお店の方のご許可をいただきました。

英語やフランス語の絵本だけかと思いきや、何やらさっぱり読めない言語も。チェコの絵本です。

 
チェコで作られたZINE(自主制作の雑誌のようなもの)もありました。すごい!どこから集めてくるのかしら……


この日は、ハンコ作家でありチェコ親善アンバサダーでもある、あまのさくやさんの新刊本『チェコに学ぶ「作る」の魔力』出版記念の展示も開催されていました。なんとあまのさんは、チェコが好きすぎて、その魅力を発信し続けていたら、公認アンバサダーになってしまったのだとか。(ちなみに以前、ブログでご紹介した介護エッセイの著者さんです。)

ミュシャ、ドヴォルザークなどチェコ出身の有名人や、チェコのビールを描いた(彫った)ハンコ、チェコを旅した気分になれるすごろくなどが展示されていました。可愛い手仕事がいっぱい!

すごろくでチェコ旅気分。親子でお店に来ていた男の子が楽しそうに眺めていました。


チェコ語の絵本は何が書いてあるのか全然分からないのに、絵や表紙を眺めていると、こんな本かな?こんなことを言っているのかな?となんだか想像が膨らみます。

お店には日本語の本もいっぱいありました。特にアート関連の本が豊富で、店内を一歩進むごとに手に抱える本が増えていく……まずいぞ、これは(笑)

特に気に入って購入したのは竹久夢二の図案がたくさん載った『夢二グラフィック』。雑誌や本のための小さなカットもたくさん収録されていました。美しく抒情的で、眺めているだけでも楽しい。


言葉は分からなくても本の面白さがいっぱい。言葉の無いアートからも伝わってくるものがいっぱい。なんだかとても、賑やかな空間でした。また行ってみようっと。


さて、本日の司書箱です♪

あまのさくや『チェコに学ぶ「作る」の魔力』「買うより『作る』ほうがおもしろい」と語るチェコ出身・日本在住の方の取材や、かつて強制収容所で雑誌を作っていた少年のことなど、「作る」ことで自分の暮らしをも作っていく面白さ、奥深さを感じる一冊でした。

タバネルブックスさんでの、あまのさんのチェコ展示は7/10(日)まで続いているそうです。お近くの方はぜひ!

それでは、よい1日を。