ヘア&メイク長井かおりから、これまで「常識」「鉄則」としてお伝えしてきたメイクテクやコスメの選び、マスク時代を経て、変わっているんです!! たった1箇所、メイクを更新するだけで、今っぽく美しく仕上がる、メイクのコツをご紹介。今回は、まつげ編です。


vol.21
まぶた引き上げ、目がぱっちり! 大人はまつげを上げてていいんです!

 

右写真はビューラーを使わず、黒のマスカラを塗ったメイクの仕上がり。左写真はビューラーでまつげを根元から立ち上げてから黒のマスカラを塗ったメイクの仕上がりです。
かつては「まつげはぱっちり上げて当たり前」でしたが、少し前から、「まつげはパッチリ上げず、少し下がったまつげがセンシュアルでおしゃれ」とされていました。私自身も、「特にカラーマスカラを使う場合は、まつげは上げなくていい」とお伝えしていますし、昔のように根元からぎゅん! と立ち上げるメイクはしていませんでした。

でも、どうでしょう? 写真で比べてみると一目瞭然ですが、やっぱり大人はまつげがぱちっと上がっていたほうが華やかで、目元がすっきり見えませんか?

 


お悩み解決の観点からも
まつげはぜひ上げていきたい


私自身そうなのですが、だんだんまぶたが重たくなり、目ヂカラが弱まってきた、と年々感じています。また、スマホの使用やリモートワークによるPC画面と向き合う時間の増大などで、年齢にかかわらず、まぶたが重たくなっている人が増えているというデータもあるようです。特に湿気が多くジメジメした日は、まぶたがだる重〜く、「今日、目が小さい!」と鏡を見て驚くこともあります。そんな時でも、まつげを根元からしっかり上げると、重たいまぶたが持ち上がり、目がぱっちり。目に光も入りやすくなるので明るい印象になります。そして、やっぱりまつげが上がっていると、気分も上がるんですよね。
最近、少しまぶたが重たいな、と感じる方、ぜひまつげ上げていきましょう! ここに宣言いたします、「大人はまつげをぱっちり上げる派に回帰します」と。

こちらはまつげを上げていない状態。言われてみると、まぶたが少し重く、眠そう…なんて見える場合も。
こちらはまつげを根元からしっかり上げた状態。違いはまつげを上げたかどうかだけ! まつげの存在感が際立ちます。目元の印象の違い、いかがでしょうか?
 
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