世界で1億人が読んだと言われる(しかもその読者の大半は女性!)、イギリス人作家E.L.ジェイムスによる官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』。このジャンルでは異例の大ベストセラーとなった同作品が、2月13日(金)に全世界で同時公開スタートとなります。
実は私、気になってはいたものの、官能小説というだけでちょっと抵抗があって、まだ原作を読んでいないのです。だけどだけど。映画公開に先駆けて、本国イギリスはもちろん、アメリカでも、ハリウッドのゴシップ系サイトではこの映画の話で連日持ちきり。かなりの盛り上がりを見せていて、「これは絶対に観なきゃ!」と思っているところ。そんなワケで、今回は、この映画が気になる理由を挙げてみますね。
理由その1。ヒロインのアナを演じるダコタ・ジョンソンは、この映画で大ブレイク間違いナシのitガール。ママはあのメラニー・グリフィスでパパは俳優のドン・ジョンソン。ブルネットが似合う端正なルックスで、日本人好みの美女。初主演映画となる本作で、延べ20分以上にわたるセックスシーンに果敢に挑んでいます。
理由その2。原作を読んだことない私が説明するのもなんですが、映画の公式サイトによるストーリーの概要からしてなんだかすごい。若くして起業し大成功を納めたCEOのグレイというハンサムな男性と、恋愛経験がない女子大生アナが、彼の性的嗜好であるSMプレイに完全に従うという3ヵ月限定の関係を契約によって結ぶというもの。だけどそこは女性向けの作品。グレイは身体を重ねるうちに、アナのひたむきさと純粋さに次第に本物の愛が芽生えて行く、という内容らしい。これだけ聞くと、「なんだ、ハーレクイン小説の映画版か」って思うでしょ? でもね、これを、ハリウッドで今最も注目される優秀な女性スタッフたちが集結して、「女性による女性のための、女性が本当に観たい官能映画」を本気で作ったらこうなった、っていうのが、どうやらこの作品らしいんですよ。そもそも、原作小説自体、普通の主婦が趣味で書いたネット小説だったんですって。ね、ちょっと気になって来たでしょう!?
理由その3。おしゃれアイコンとしても人気の歌手のリタ・オラが、グレイの義妹役で出演していたり、ビヨンセがこの映画のために『クレイジー・イン・ラヴ』の新バージョン曲を提供していたりと、ハリウッドウォッチャー的にもチェックしておきたいトピックが満載。
本当は、グレイ役を演じる元モデルのイケメン、ジェイミー・ドーナンの完璧なスーツ姿や、マッチョ過ぎず程よく筋肉がついた美しい肉体も見どころのひとつなんでしょうね。私的には彼のルックスがあまり好みではないので、そこまで萌えないのですが……。ほかにも、すでにネットに公開されている映画の劇中写真やティザー映像では、目隠しされたうえに両手を縛られた(!)ダコタや、オフィスのエレベーターの中で盛り上がっちゃうふたり、などなど、気になるセクシーなシーンがいっぱい。観るだけで女性ホルモンを活性化してくれそうな気配です♥
あ、ちなみにタイトルには「バレンタインに」と書いたけれど、旦那様や恋人とのデートで、というよりは、SATC的に、女同士であ〜だこ〜だ言いながら盛り上がっちゃうのにもってこいの映画なんじゃないかと予想。私も公開初日に、早速観に行くつもりです♪
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