「冷し中華、はじめました」みたいな拍子抜けするタイトルですみません。

皆さんは「ミレーナ」をご存知ですか。産婦人科医の高尾美穂先生も連載で紹介していました。

 

生理痛や月経過多を改善! 子宮に1回入れれば5年もつ「ミレーナ」とは?>>

ミレーナは、高い避妊効果で知られる小さなT字型の器具で、子宮内に入れると、黄体ホルモンが5年間にわたって持続的に放出され、子宮内膜が厚くなるのを防ぎます。子宮内膜が厚くならないので、月経時の出血量が減り、それに伴って生理痛も軽くなる、というものです。

実は私、ここ数年、月経時の出血量が増えてフラッフラになりながらもなんとかやり過ごしていたんですね。でも、高尾美穂先生の連載やミモレから出た書籍『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』を読んで気づいたんです。これはもう我慢しなくていいんじゃないかと。

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先日家族と過ごした伊豆高原です。パノラマ〜。海と山が両方ある伊豆がやっぱり好き。

高尾先生はよくおっしゃっています。

生理は病気ではないですが、重い生理痛は「月経困難症」という病気です


「月経困難症」が病気とは! 「生理は病気ではない」と言われ続けてきた身からするとビックリです。現在46歳。正直言って、今さら⋯⋯ と思う気持ちと、今からでも決して遅くないなという気持ちの両方が半々でしたが、今の自分の生活の質を上げるためにミレーナ挿入を決めました。

ミレーナは平成26年11月から「月経困難症」の治療薬として保険適用になったので、私の場合、費用は10520円(その前に事前検査で一度受診しています)。5年間入れたままなのでかなりコスパは良いと思います(定期検診は必要です)。

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T字型のプラスチックの器具を挿入します。イラスト/Shutterstock

挿入時は子宮内膜検査と同じくらいの痛みで、イテテと言ってるうちに終わりました。内診台が上がって、降りるまで3〜5分くらいの出来事です。

当日は出血、下腹部痛、腰痛がちょっとだけ。私の場合は痛み止めを飲むほどではなかったです。ただこれは個人差があるみたいですね。
副作用としては、月経周期の変化、月経出血日数の延長、生理日以外の出血、一時的な卵巣囊腫(らんそうのうしゅ)などがあります。そう、完全に月経がなくなる、というわけではありません。でも軽くなります。月経がなくなる方もいるようです。

こういうことは、皆さんそれぞれがきちんと医師の説明を受け、メリットとデメリットの両方を把握したうえでご自身で判断するべき、ということが大前提で言うと⋯⋯ 私としては自分の選択に満足しています!

私と同じような不調を抱えつつも「我慢できなくないし」「もうすぐ生理終わるし」などの理由で、毎月頑張っている方は少なくないのではないかと思い、書いてみました。

何度も言いますが、あくまで個人の一つの選択だと思っていただきつつ、どなたかの参考になれば幸いです。

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