この秋冬、たくさん出ている「ベージュ」がベースのリップですが、なんとなく「浮いちゃいそう」「血色がなくなりそう」など「難しい」というイメージを持たれている方も多いのでは? しかし心配はご無用! 今季のベージュは使いやすいだけでなく、トレンド感溢れる口もとを作ってくれるんです。赤リップさえもベージュやブラウンが混ざったものがノミネートされているので、ぜひチェックしてみてください!

そして今回も読者プレゼントを用意しているので、ぜひ投票にも参加してくださいね!
 

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<リップ部門>

 

ベージュ≠ヌーディ。色んなベージュを楽しんで

今回挙がったリップの多くが「ベージュベース」という、いままでになかった傾向が見られます。ただ、ベージュといえど、ヌーディカラーの素の唇に近い色だけを指すのではなく、赤が強いものやブラウンに近いものなど、ほんのりベージュを感じられるものも多いんです。ヌーディカラーはアイメイクを主役にしたいときやナチュラルメイクにしたいときに、くすみがちな大人の唇にほんの少し血色を添えられて便利ですし、赤やブラウンが強いものは、普段お使いの赤リップやブラウンリップと代えるだけで、グッといまっぽくなります。幅広い色味が揃っているので、ぜひ気になる1本を見つけてください!

 


ノミネート No.1
肌なじみがよく白浮きしないベージュベースのリップ
シャネル ルージュ アリュール
(左から)206、209 各¥5500

 

選者:入江、齋藤、松本、水野

一人ひとりのスキントーンに合わせて選べる人気のベージュリップのシリーズから、ミルキーベージュの206番と、アンバーベージュの209番が選ばれました。使うのが少し難しいとされるベージュカラーも、スキントーンに合うものを選ぶことで、肌になじみやすく。赤みを帯びたアンダートーンかつサテンのようなツヤと鮮やかな発色で、大人の色香を纏えます。

「ベージュリップってやっぱり永遠」と魅力を再認識したコレクション。タイムレスな美しさを保ちつつ、ちょっとした色や質感の変化で旬の空気感をプラスするセンスはさすが。特に206番はコーラル味のある柔らかいトーンで、抜け感のある顔に」
──ビューティエディター&ライター 入江信子さん
「206番は唇の印象を和らげたい時に使う薄いベージュで、目もとに強さを持ってくる時によく使う色です。209番は意志のある少し濃いめの赤みのあるベージュ。上品な輪郭を描け、きちんとした口もとになります」
──メイクアップアーティスト 水野未和子さん


ノミネート No.2
唇をケアしながら、ふっくらハリのある仕上がりに
コスメデコルテ ルージュ デコルテ リキッド
(左から)08、12 各¥3850

 

選者:安倍、瀬戸口、永富、長谷川、村田

素の唇と一体化するように発色するリキッドルージュのなかでも、柔らかなローズブラウンの08番とピンクがツヤめくクリアなパールカラーの12番に票が集中。潤い感溢れるなめらかなテクスチャーで、みずみずしいツヤとボリューム感を与えます。植物由来の保湿成分もたっぷり配合し、日中のケアまで叶います。

「唇の中央から口角に向けて凹みやボリュームの少なくなった斜めラインにもチップが添いやすく、リキッドの厚み調整もしやすいのでリップメイクがこれ1つで楽しめます。時間の経過とともにスッと唇に馴染んでくる感じも自然」
──美容ジャーナリスト 永富千晴さん
「スキンケアとメイクのいいとこ取りした『スキンケアルージュ』。マスク下のリップメイクは08番で高発色のツヤ唇を、オンライン会議の時はクリアピンクの12番を塗ると1トーン明るい肌に。もう手放せませんっ」
──美容エディター・ライター 長谷川真弓さん


ノミネート No.3
マット初心者にもオススメ! 失敗知らずの透けリップ
SUQQU シアー マット リップスティック 
(左から)13、14 各¥6050〈セット価格〉

 

選者:赤松、大野、瀬戸口、永富

穏やかなマット感とほのかに透ける発色で初心者でも使いやすいと好評のマットリップから、秋色2色がノミネート。温かみを兼ね備えたフラワーピンクの13番は大人の顔色を明るくし、ソフトベージュの14番は自然な血色と凛とした女性らしさを添えてくれます。

「13番は自然な色味なのに唇につけただけで、顔色を明るくして華やかな雰囲気に変えてくれます。質感も重たすぎないので、ふわっとついてお顔全体のメイクバランスも取れるので失敗しません。ブラシなど使わず、唇で伸ばして使うのがオススメです」
──ヘア&メイクアップアーティスト 赤松絵利さん
「13番はふんわりと色づく優しいカラーで、一緒にアイメイクも楽しみたくなるハッピーカラー。肌浮きもなく、デイリーに使いやすいリップスティックです。14番は、わりとヌーディな発色なのに地味にならない。むしろ、一気に顔が洒落るので嬉しくなりました」
──美容家 瀬戸口めぐみさん
 
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