みなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。
だんだんと散歩日和の日が増えてきました。涼しくなって、ヘビに遭遇する機会は減りましたが、人の親指ほどもあるスズメバチが飛んで来たり、フランクフルトぐらい太ったヤマナメクジを踏みつけそうになったりする、まあまあ気の抜けない散歩道です。
ほど良く自然が残っているということで。

モンキチョウがひらひらと何匹も飛んでいます。黄色い花が飛んでいるみたい。

 

午前中に外に出ると、冷えた空気の中をふわっと漂ってくるキンモクセイの香り。木の側で嗅ぐと強すぎて、甘さが重い。でも風に乗ってかすかに香るぐらいなら丁度いいです。


この時期、もう一つ楽しみにしている香りがあります。
それは、去年ミモレ編集室の友人に教えてもらった香り。
こちらです。

黄葉が始まっています。

 

カツラの木。
とー――っても良い甘いにおいがします。
屋台の綿菓子屋の周りのような、砂糖が焦げるときのカラメルソースのようなにおい。
歩いていると風に乗って、このいいにおいがするんです。
「どこかの家でお菓子を作ってるのかな」とか、「この近くに洋菓子屋さんがあったかな」とか思ってしまうほど。お子さんだったら、「プリンのにおいがするー!」なんて騒ぎだすんじゃないかな。

これは去年、良い香りのことを教えてもらったときの写真。葉っぱも可愛いハート型です。

 


はー、幸せ。もったいないので(貧乏性)、木の近くでは何度も深呼吸をしています。
調べると、落葉の季節にしか香りがしないとありましたが、夏にも少しにおいがすることがありました。でも秋が一番いい香りです。

「カツラ」は「香出(かづ)」、香りがするという意味だと言われているそうです。
そうよねえ、わかるわあ。砂糖がない時代にこんないい香りのする木があったら、噂になるはず。

 

子どもの頃大好きだった、親指の爪ほどのシジミチョウ。子どもって小さいものが好きだったりしませんか。


でも、ずっと長い間、においがすることに気がつかなかったんです。一年前、ミモレ編集室で散歩道の写真を投稿したら、前述の友達が「いいにおいがするでしょう?」と教えてくれた次第。
「え? 甘いにおい? そんな覚えはないけどなあ」と次の日、早速確かめに行きました。
でも、においはしない。

なんで? 黄葉してるのに。

はっ。

マスク!!

マスクを外したら、あたり一面に漂うカラメルのいい香り。
カツラ、すごい! 不織布マスクの性能もすごい!

姿が美しいカツラは、公園によく植えられています。
みなさんも探してみてください。

これは、また別の編集室友達にいただいたお茶。もうなくなってしまいそうなので、大事に飲んでいます。


ではまた水曜日に!