いつからでしょう、ペットボトルが当たり前の世の中。

私の幼少の頃はなかった、ましてや水をペットボトルで飲む時代が当たり前になるなんて。

衛生上やコストの意味でも、もはやプラスチックの容器は当たり前の時代となってしまいました。そして現在、海洋汚染の大きな問題のとなり、著しい環境の変化に私たちの意識も早急な対応を求められています。

コロナ禍が明けて、人気ブランドバッグState of Escapeとのコラボバッグお披露目で来日したニキ・リーダー(Niki Rederer)さん。

SOEの端材を用いて作った作品たちがロンハーマン千駄ヶ谷のエントランスを飾ります。
コラボ限定商品のSTATE OF ESCAPE のバッグたち。裏側とバッグインバッグが彼女のポップなアート作品がプリントされています。詳しくはこちらから!
 

最初にお会いしたのは、宿泊先で袋の中にプラスチックボトルをたくさん抱え込み(笑)、東急ハンズでのお買い物を楽しんだ後のこと。飾り気のない気さく人柄がとても素敵。

彼女の日課は買い物カートを持ってNYの路上や地下鉄まで出没し、プラスチックゴミを拾い続けます。その姿は浮浪者に間違えられるくらいだそう(笑)。わかる気がするけど、こんなオシャレで可愛い浮浪者はいない! 

彼女のドレスも素敵なんだけど、なんと捨てられてた傘から作ったもの!

 
 

そういう廃棄物から成り立つアートは前衛的で、ものすごいエネルギーを感じます。

ゴミ=不要物と捉えられがちですが、彼女のアートを見ると、無意識に手にしたもの一つにも物語が宿ってるようにも。そして、私たちは必要ないと思ったものを無意識に手放し、見放された彼ら(ゴミ)から投げかけられる言葉はそれぞれ・・・ゴミひとつの個性や感情までもが詰まっていそうなニキさんのアートです。一方で、ポップな色合いはゴミに隠されるネガティヴな感情はまるでなく、見ててとても楽しく元気をもらえます。

 
 
 

著しく変わる環境と汚染問題。私たちは便利さと引き換えに差し出した代償があまりにも大きかった、ただその一言に尽きます。これからこの状況を変えるのは相当の覚悟が必要。と言うのも、便利さに慣れすぎて「なし」があり得ないところまで来てしまっているから。不便ながらも生きる時代を私たちが覚悟持って考えているかどうかの問題だと思います。そう言う意味でもSDGsの在り方を見極めていきたいところ。

環境や生活スタイルがものすごい勢いで変化し続けるこの時代、私たちは何を残して、前に進んでいくのでしょう・・・時代は進化しつつも後退している、それを思わずにはいられません。

Nikiさんと会ってアートを見ながら思う未来でした。

週末のワークショプに子どもたちに交じって私たち夫婦も参加。楽しかった!おもちゃを買って与えることよりエコで家のデコレーションとしても楽しめそうなポップアップでした。Nikiさんありがとう!