年始は「人が喜ぶこと」にお金を使おう!


――本来初詣は氏神様にお参りするのがいいと聞きますが、氏神様ではない神社・お寺に初詣に行っても良いのでしょうか?

レオン もちろん良いと思います。ただ、氏神様を完全に無視するのはあまりよろしくありません。人間関係と同じように「親しき中にも礼儀あり」と考えていただくといいと思います。私はいつも「神様だったらどう思うか?」と考えるんです。なので、もし氏神様ではない寺社仏閣に手を合わせに行くのなら、氏神様には年末にご挨拶を済ませておくのが礼儀。人に対しても、神様に対しても、礼を尽くすことが福運を呼び込む秘訣です。

 

――人に接するのと同じように神様にもご挨拶する、という発想はありませんでした! 初詣だけでなく、日頃から神様を意識することが大事ですね。

レオン 初詣に行くこともとても良いことですが、やはり一番大切なのは日頃の行いですからね。日本には節目ごとに家族が集まり、神様やご先祖様に感謝する風習がありますが、核家族化が進み、さらにはコロナ禍もあって、家族・親族で集まる機会も減っています。だからこそ、1日1日感謝の気持ちを積み重ねていってほしいと考えています。神様は常に見てくださっていて、そういう人の元には福を運んできてくださるからです。逆に、毎日不平不満を吐いたり、殺伐とした気持ちで過ごすのは、運を下げるNG行動と言えるかもしれません。

 

――ちなみに、「金運」にまつわる開運行動はありますか?

レオン はい、あります。皆さんよくご存じの「お年玉」です。元日に良いお金の使い方をすると、良いお金が返ってくると言われています。子どもにお年玉をあげたら、喜んでくれますよね。「人が喜ぶことにお金を使う」のは最強の開運方法なので、身近に子どもがいないならぜひ親御さんにお年玉をあげましょう。もちろん、神様が喜ぶお賽銭もいいです。逆に、自分の欲だけでお金を増やそうとする使い方、例えばギャンブルなどはNG。水面に石を投げると波紋が広がるように、良い行いをすれば良い波紋が、悪い行いをすれば悪い波紋が返ってきます。神様がより身近な存在になる年末年始は特に、周囲の人を喜ばせる行い・お金の使い方を心がけてみてくださいね。

 

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撮影/大坪尚人(講談社写真部)
ヘア&メイク/三輪昌子
取材・文/金澤英恵
構成/松崎育子

 

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