シンプルなカットで作るボブは、髪質がダイレクトに出やすいのも特徴です。そこで、直毛とうねり&くせ毛の髪質を生かし、スタイリングストレスのない再現性の高いデザインについて提案します!

 

教えてくれたのはこの方!

 

THE GARDEN Tokyo 
スタイリスト/本木亜美さん

トレンドを取り入れながら、似合わせを意識した微細なカットで再現性の高いデザインを提案。女性ならではの“その人しかわからないコンプレックス”も技術でカバーしてくれるから、ゲストの気分を確実に上げるヘアスタイルを作ってくれます。

 

教えて本木さん!
直毛の髪を生かすボブは?


「直毛を生かすには、切りっぱなしボブがおすすめです。でも、そのまま輪郭を覆うように下ろしてしまうと、ストンとし過ぎて子供っぽくなったり、地味見えしてしまうこともあります。そんな直毛さんには、ところどころ“空間”を与えるのがポイント。ストレートでも髪に自然な立体感が出て、爽やかさが生まれます」(本木さん)

 

武岡真梨恵さん 36歳

髪の裾を切りっぱなし風にカットしてラインを強調したボブ。前髪はあえて作らずに長めにし表面はカットで質感を調整。硬い髪でも束感が自然にでるようにしたそう。
「スタイリングで眉間の幅の前髪だけかき上げ、サイドは耳前を残して耳掛けします。こうすると、直毛でも抜け感と自然な立体感が出るので、明るい雰囲気が高まります」(本木さん)
 

切りっぱなしボブにカットした直後の髪

ストレートヘアでストンとした髪の印象の切っぱなしボブ。これだけでもトレンドヘアですが、もっと似合うスタイルを作ります。


① オールバックにスタイリング

 

眉間の幅にある前髪のみ、分け目にかぶるようにオールバックにスタイリングする。ドライヤーでクセづけした後は、オイルを髪全体に塗布して、かき上げた前髪にもなじませます。
 

② 片側のサイドを耳掛けして、毛先は外ハネが今っぽい!

 

片側のサイドの髪は、耳前を残して残りの髪を耳掛けします。また、モデルのように、バックの毛先を外ハネにしても素敵。

 
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