40代、人によっては50代は人生の折り返し点とよく聞きます。母として子供を育て上げた方、任された仕事をコツコツと頑張ってきた方、憧れの仕事について経済的成功を収めた方など、多様な人生の選択と決断をしてきた女性たち。ライフスタイルは違っても多くの人が40代〜50代で「このままで私の人生はいいの?」と思うことで、『むなしさ』を感じるようです。20〜30代は自分に与えられた、もしくは選択した生活をがむしゃらに頑張りつつ、その経験・知識・知恵をもって40代にはあらゆる物事に対処できるようになっている。場合によっては自動運転であらゆることをこなせる方もいたり。

ミモレ世代の感じる『むなしさ』は、人生の半ばを過ぎて、自身の人生全体を展望できるようになることが原因のようです。ある心の専門によると、「限りある命だとひしひしと感じらるようになり、残りの時間をもっと大切に使いたいという気持から生じる『とても前向きな思考の変化』」という見解もあります。その『むなしさ』は、より楽しい人生にするために方向転換する好機ともいえる。

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『むなしさ』を解消する方法は、現在までに確立された生活を見直し、再構築していくこと。たとえ毎日同じような生活パターンが続き、変化のない日々だったとしても、自分を飽きさせない小さな工夫をしてみる。たとえば、いつもと違う道を通ってみる、いままで食べたことのないジャンルの料理を食べてみる、スポーツジムやカルチャースクールの体験レッスンを試してみる等。

人生に飽きないように、日々に少しの変化を起こしていくことが心を穏やかにしてくれる。皆さんはどんな日々を送っていますか?