映画『電話で抱きしめて』より。2000年作品。 写真:Everett Collection/アフロ

漆黒ヘアのU子の美意識は、髪だけではなく、他にもやっぱりこだわりを感じるのでよね。
白髪染めの必要性をめっちゃ感じます。(勝手に)死ぬまでその漆黒でいて欲しい! と思うほど。

私が「#脱白髪染め」がいいなと思うのは、あくまで私たちに選択肢と価値観の広がりを与えたことなんです。美意識の。
U子の漆黒美意識が70歳になって「もうやめよ」となった時、髪をバッサリショート→グレイヘアをやるしかなるの⁉︎ という。その間はないわけ?と。
白髪率が低い時は、ブリーチして色を入れて、「第3の色を作る」。そしてニュアンスカラーを楽しむ!
白髪率が高くなったら、もはや、ブリーチは不要になって色を入れるだけで自然と「第3の色が生まれる」。そしてニュアンスカラーを楽しめる。ブリーチオンカラーは40代50代だけじゃない、もっとその先の女性たち(=私たち)まで救う価値観とテクニックだと私は思ってます。だから全力推しです!

ニュアンスカラーを楽しみながら、純白&真ッ白! ヘア(手入れもめちゃくちゃ大変)みたいなグレイヘアじゃない、今までの延長線上にある新しいニュアンスグレイヘアが生まれる。って、私はサイコーだなぁと思ってます。

「二の腕問題」とかに関してもそうなんですが、大人の二の腕は「見せるのか」「見せないのか」、2択じゃない。実は第3のアンサーがありました、という対立構造じゃない答えが見えてくるのが、今の美意識と価値観だな~と嬉しく思ってます♡♡ 

個人的に、春から夏に盛り上がるmi-molletでの「二の腕」に関する記事をすごく楽しみにしている私。見せる派、見せない派、それぞれの価値観に説得力があって参考になる。それはそのはずで、どれも「間違い」じゃないから、どっちも、どれも。選択肢は1つじゃない、2択じゃない風通しの良さ。

でも! これって占星術の天空図に結構、クリアに現れているんですよ。価値観の変化も、ダイバーシティも、美意識の変遷も……。私たち人間も自然の一部、いわば、宇宙の一部。やっぱりトレンドの天気予報図=惑星の天空図見ていかなきゃね! ですよ。


画像、資料提供/ヘンケルジャパン
文/藤本容子

 

前回記事「「#脱白髪染め」のブリーチオンカラーなら、褪色すら楽しい日々に変わる⁉︎」>>

 
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