ミモレ読者の皆さんこんにちは!

私は今、宮崎県延岡市というところに住んでいます。何故わざわざ書いたのかというと、私の愛すべき地元延岡を印象付けたいからです!!(笑)

宮崎県の名はそこそこ知られているものの、延岡はいまいち。日南市とか高千穂町とかに比べたら、交通の便も悪いし、100%宮崎観光から外されてしまう町、それが延岡市。

正直に申し上げますと、これといった観光名所もないですし、サーフィンだってお隣の日向市の方が断然おすすめ。

 

ですが、声を大にして言いたい!

食べ物は宮崎一美味しいとよ!!

 

何を隠そう延岡市はチキン南蛮発祥の地。最近全国区で知られる様になった宮崎辛麺も延岡が発祥なんですよ!

 

で、今日は何をそんなに興奮してるんだって話なんですが、この時期にしか食べられないご馳走を食べに行ってきたからなんですよ!

それがこちら

ジャーン!

鮎です!

 

 

鮎なんてどこでも食べられるでしょと思うかもしれませんが、延岡はひと味違うんですよ。

なんと、国内最大級の鮎やながあるんです!

父が撮ってくれていた写真。左の緑の通路を歩いて、鮎が漁れる場所まで行くことが出来るのですが、この日は鮎はいませんでした。

鮎やな漁は、産卵のために川を下る鮎の習性を利用し、竹で組んだ落て簀(おてす)に誘いこむ伝統漁法です。

300年以上続く延岡水郷鮎やなは延岡に秋を告げる風物詩となっています。

市街地に架設される鮎やなは全国的に珍しく、さらに100メートルを超える川幅への架設は国内最大級の規模を誇ります。

また、川原で鮎を焼く風景は環境省が選定する「日本かおり風景百選」に選ばれています。

(延岡市ホームページより引用)

真っ青な空!ポカポカ陽気で一緒に行った両親も喜んでいました。

 

今年は2年ぶりに鮎やなが開催され、さらには感染症対策として屋外に囲炉裏席が登場したんです。この時期の宮崎はまだまだ暖かく、日の当たる場所にずっといると汗が出てくる程で本当に気持ちが良いんですよ。

 

夫の写真ばかりなので私のご満悦な笑顔を載せておきます。妹に誕生日メッセージを送っているところです。

天然の鮎と養殖の鮎、どちらかを選べるのですが、私は養殖の方が好み。丸々と太っていて身が柔らく、卵もたっぷり入っているからです。鮎やなに来ているのに養殖鮎を食べる。でも、鮎やなは気分と雰囲気を盛り上げるために絶対必要なもの。

卵が入っているかいないかは運なのですが、最後に夫が注文した鮎が見るからにお腹がパンパン! 私の父も母も心の底から羨ましがっていました。

 

 

小さい頃から家族で親しんで来た鮎やな文化。これからもずっとずっと続いて行くといいな。

延岡の鮎やなを楽しめるのは10月上旬から11月下旬まで。一番過ごしやすく気持ちの良い季節です。来年の秋の旅行先の候補にぜひ! 覚えていてね!