LINEやメールにSNS。書いてるときに、この表現は合ってるのかな? 正しいのかな? 気になった時、皆さんは、どうしてますか? 

〔ミモレ編集室〕の「実践講座」では、旬の講師をお迎えし、毎月学んでいます。今回は今年8月に『文にあたる』を刊行され、すでに重版出来! 人気校正者の牟田都子さんをお迎えしました。

 

ミモレブロガーとして、早2年。未だにブログアップ後に気づいた誤植や、ミスに、あわあわしている小山田エミーが、メモ魔と化した今回の講座をレポートします。牟田さんが実際に校正で使っている辞書など17冊もご紹介します。

こんまりさん似の牟田さん! 20代は図書館員。30代から校正者へ。

「校正」と聞くと、本などのきちんとした書籍のみで、自分の書くものには関係ないかのように思えそうですが、牟田さんは文字のあるところには校正がある。とおっしゃいます。

 

校正を意識するしないに拘わらず、自分の書いたお手紙や、メールを読み直したり、文字の間違えをチェックしたり、相手のお名前が間違ってないかチェックしたり、これらも校正になります。

例えばテレビのテロップ、映画の字幕、商品のパッケージなども校正している人がいます。

仕事場でもあるご自宅のリビングでの校正の様子。緑の台の上の白いのがゲラ。上に国語辞典。左にパソコン。右手に文房具。鉛筆のキャップ=補助軸は「ミナ ペルホネン」のショップで購入

そう言われると、「校正」がとても身近に感じられます。