嫉妬をむき出しにする一星が愛おしすぎる!


大人になればなるほど、嫉妬心をむき出しにするのって恥ずかしくなってくる。でも、自分に正直な一星は、嫌なことは嫌だとはっきり伝えていくんです。鈴が、「院長の家で夜ごはんを食べる」と言っただけで、「院長、男? 俺も行く!」ってさすがに愛おしすぎませんか? こんなこと、10個下の子に言われたら、さすがの鈴も落ちないわけにはいかない。一星はね、もう母性本能をくすぐりまくってくるんですよ。

そのあと、佐々木(ディーン・フジオカ)のことを院長だと勘違いして、「院長ってイケメンなんだな」と膨れていたのも可愛い。「俺は、あれがショックで風邪引いたんだ!」と八つ当たりしてくるのも可愛い。なんだかもう、すべて引っくるめて愛おしすぎる……! うれしい時は全力で笑って、嫌なことがあった時には全力で怒る。子どもの頃は当たり前にできていたはずなのに、大人になると自分の気持ちにふたをしなければならない機会が増えてくる。だからこそ、一星の正直さに惹きつけられてしまうのかもしれません。

 

“ステイ”させられる一星が意地悪で尊すぎる!


「雪宮鈴、好きだ」と告白した直後に、勢いあまってキスをしようとした一星。鈴にキスを制止されて、ぷく顔になってたのが可愛かった……。「とりあえず、ステイ」と言われて、しょんぼりする姿は、はしゃぎすぎて飼い主に怒られてしまった子犬のよう。


そのあとも、「今度いつ会える?」「忙しい?」「まだステイ?」とメッセージを送り、キスをする素振りをしたにも関わらず、鈴がキスを受け入れようとすると「ステイ!」と寸止め。なんじゃこの可愛すぎる意地悪は……! そして最後の、「鈴がホントに俺を好きだと思うまで、キスはステイします」にやられました。もう、さすがにしんどいわ〜! これまで、「観ている分にはいいけどさ、実際に一星が身近にいたら振り回されそうだからなぁ」とか言ってたけど、訂正します。むしろ、振り回されたい。振り回してください!

こんなふうに、一星のモテテクニックに翻弄されるだけでも楽しいのに、物語も素敵な『星降る夜に』。じわじわと心を温めてくれるカイロのようなドラマです。寒くなってきた冬の夜にぴったりなので、ぜひチェックしてみてください!

 

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