現在、SATCの続編ドラマ『And Just Like That…』のシーズン2撮影中のサラ・ジェシカ・パーカーが、仏『VOGUE』誌のインタビューで、年齢が美に与える影響について自論を語りました。現在57歳の彼女は、エイジングと戦っている最中だといいます。
サラは2021年12月に『And Just Like That…』でSATCのキャリー役を11年ぶりに演じたことで、容姿の変化についてメディアやSNSで散々論じられ、それにうんざりしていたよう。誰だって、自分ではどうしようもできない老化について指摘されたら、嫌な気分になりますよね。
「私は自分の年齢についてあまり考えてないの。心配する必要はないと思うわ。ただ、現実に直面したくないだけ(笑)! だけど時間を一時停止しようとする意味はわからないわ」。
サラは自分の外見を気にすることもあると告白したけれど、大事なのは内面から最高の気分になることであると説明しています。
「適切なときに感じよく見えるようにしたいとは思っているの。だけど、いずれにせよ、人々が自分の外見についてどう思うかについて、私にはどうすることもできない。重要なのは、ドレスを着たときに自分がどう感じるかってこと。私は自分の気分が良くなるように服を着ているの。それがほかの人々たちを楽しませることにもなると思うわ」。
また、こんなふうにも語っています。
「時折、人々は私の外見に関心がありすぎるような印象を受けるけれど、それはかなりおかしなことよね。シワや白髪があるという事実にね。ある日私の仲のいい年下の友人と座っていたの。ノーメイクで、白髪が混じっている髪の毛をお団子にまとめてね。そうしたらそのときの写真がかなり騒がれていたわ」。
この一件に関して、サラは「世の中には私のことを考えるよりももっとほかに面白いことがたくさんあるはずよ」とピシャリ。「私は人々が期待するような人間にはなれないわ」。
エイジングは外見よりも健康に深刻な影響を及ぼしている、とサラ。
「私の身体が良くなっているとは言えないわ。以前なら撮影のセットで2時間過ごしても膝や足が痛くなることなんてなかったものね。だけど頭の中では、100%良くなっているわ。私たちは時間とともに、経験や知識、情報を蓄積していくの。失敗を犯して学んでいくのよね。学べば学ぶほど、課題や問題、失望にどう反応すべきかという方法を知ることができるわ」。
ミドルエイジ世代に切実に響く、サラのメッセージ。
私も、アラフィフになってから洋服選びはとにかく、着ていて自分が少しでも自分に自信を持てること、そして見ている人に不快感を与えないことを重視するようになった気がします。見た目の老化にがっかりする日もあるけれど、この身体とずっと付き合っていかなければならないのですから、できる限りのメンテナンスとケアをして、少しでもいいコンディションをキープしていきたいですよね!
Comment