「着回せるアイテム」という言葉、よく目にしますよね。今回の企画では、具体的に「いつ」「どんなふうに」着たらいいのか、1つのアイテムにつき5パターンの着こなしを紹介します。スタイリングを担当するのは水野利香さん。やっと春になりかけている今から夏真っ盛り7月まで、徐々に変化する着こなし術、ぜひ参考にしてみてください。最初に着回すのは「ジャケット」。まずは選び方からスタートです!

関連記事
「ロング丈のシャツワンピース」が冬も春も頼れる理由【今すぐ欲しい春服2023】>>

「春アウター」は買うべき?狙うは「コート」よりも「ジャケット」。その理由は?>>

今から初夏まで! 5通りに着回すのにおすすめの「ジャケット」はこちら

世界最古のリネン紡績メーカー「サフィラン」社の生地を採用したジャケット。ジャケット¥46200/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店)
選び方のPOINT☑ ほどよくきちんと感もある地厚なリネン素材
☑ 中に着込みやすい、ややオーバーサイズ
☑ お尻が半分隠れる長め丈がボトムを選ばない

夏のイメージが強いリネンですが、通気性、保温性ともに優れている天然素材なので、実は季節問わず着たい素材のひとつです。春から夏まで着るなら薄手よりも厚手を選んだほうが、見た目からもしっかりした印象になり、幅広いシーンで着られそうです。

 

 3月 
光沢スカートで新しい季節をドラマチックに。 「薄手タートル」と「透け感タイツ」でまだ防寒はしっかりと

 
 

ジャケット¥46200/ガリャルダガランテ(ガリャルダガランテ 表参道店) カットソー¥8800/ソージュ(ソージュ オンラインストア) スカート¥49500/サードマガジン
カチューシャ¥16500/アレクサンドル ドゥ パリ(アレクサンドル ドゥ パリ GINZA SIX店)ピアス¥36300/カドー(カドー伊勢丹新宿店 本館1F) バッグ¥247500/ボーイ(トヨダトレーディング プレスルーム) タイツ¥4620/ピエールマントゥー(ステッラ) 靴¥38500/デ・プレ

RIKA’Sコメント少しずつ暖かくなってくるとはいえ、まだまだ油断禁物な3月。しっかりと防寒しつつ、春を意識した装いが正解です。ジャケットの中は、引き続きトレンドの薄手タートルニットにして、しっかりと首元を守り、ボトムにスカート合わせるなら、足元は薄手タイツが◎。黒タイツだと脚が悪目立ちするので、春先なら透け感のあるチャコールグレーがおすすめです。合わせたスカートは光沢のあるタフタ素材。カジュアルなリネンにあえて華やかな素材を合わせることで、いつものリネンジャケットとはひと味違った着こなしに。ちなみに気温12度以下なら冬コート、それ以上なら春アウターを合わせるイメージです。