2月28日に開催された、アカデミー賞授賞式。ニュースサイトなどでは5度目となるノミネートで悲願の初オスカーを獲得したディカプリオの話題でもっぱら沸いていますが、私が気になったのは、やっぱり女優たちの華やかなドレス。

中でも素敵だったのが、毎年オスカーのドレスチェックではベストドレッサー入りする、ジェニファー・ローレンスのディオールの黒レースのドレス姿でした。ジェニファーは今回、『JOY』でノミネートされていた最優秀主演女優賞は惜しくも逃したものの、新しい髪型とドレスが見事にマッチして、誰よりも輝いて見えました。ジェニファーと言えば、オスカーにノミネートされた女優の中でも年間約5200万ドルを稼いだ、“最も稼いだ女優”。さすが、旬の女優はドレスアップにも勢いがあって、旬のオーラを感じさせるのです。

と、思っていたら、アメリカの有名なファッションコンサルタント、ティム・ガンが、ジェニファーのドレスを酷評していたとのニュースが……!

ティム・ガン、オスカーであの人気女優の<br />ドレスを「ド素人が!」と酷評する_img0
こちらがティム・ガンに「ド素人が(意訳)!」と罵られた問題のドレス。充分素敵だと思うのは、私がド素人だからなのでしょうか……。

ティムの見解によれば、「あのドレスはひどい。ド素人の見世物かと思ったよ。服飾学校の生徒のプロジェクト並みだったな」と、めっちゃ辛口なコメント。どうやら黒の総レースがティムには安っぽくて安易なアイデアに見えたよう。そうなのかな〜、ヌーディなレースが今年らしくて女っぽくって、ダウンスタイルにしたヘアとあいまって、おしゃれなJ-Law(ジェニファーの愛称)っぽいと思ったけどな〜。

でもとりあえず、ティムがファッション界でどんな権威があろうと、何を着ても可愛い、若くて綺麗な売れっ子女優に太刀打ちできるはずもなく、J-Lawにとっては痛くもかゆくもなさそうなニュースなのでした。

写真/AFLO