2 「柔らか肉」タイプはみずみずしいツヤはNG


私の顔を触ってイガリさんが開口一番に放ったのが「柔らかい〜」という言葉! 私の顔の肉、柔らかいんですって! 


肉が柔らかい人はやっぱりたるみやすいんだよね。だからパール下地以降のメイクでは、テカテカしたものを使いすぎないのが大切」とイガリさん。この会話の件、過去に登場くださった藤森さんの時も、聞いた記憶があります。そして、その時にアイテムとして登場したのが、スティックタイプのコンシーラー。今回の私のメイクでも登場しました。

【イガリメイク】面長顔は肌色だけでこんなに補正できる!たるみやすいのに口元がコケている場合の極意_img4
右から/フーミー コンシーラー オレンジブラウン、シャネル ル コレクティール ドゥ シャネル N ローズ、ジバンシイ プリズム・リーブル・スキンケアリング・コレクター ブルー

この手のスティックタイプコンシーラーは、パレットに入っているような練り系に比べてテクスチャーが柔らかなのが特徴。「伸ばしやすいからファンデーションがわりに使ってOK。畑中さんみたいな柔らか肌の人は、みずみずしいツヤはたるんで見えてしまいやすいので、こういうソフトマットな質感のものがおすすめ」(イガリさん)

【イガリメイク】面長顔は肌色だけでこんなに補正できる!たるみやすいのに口元がコケている場合の極意_img5
シャネルのピンクコンシーラーは、目の下に横広に馴染ませるように塗布。下地同様に目の下エリアから顔に広げるようにして、このゾーンを明るく仕立てていく。

下地の時と同様に目の下を中心とした頬周りを明るく補正していくように、ブルー下地、ピンク下地と重ねます。「ここを明るくすることで顔が前に出て面長感が気にならない印象になってくる」とイガリさん。


ファンデーションは首との色補正のためにごく少量、フェイスラインを中心になじませました。