40代のボブに抜け感をつくるストレートアイロン。ペタンとし過ぎず、やりすぎないハネ感をつくるコツ【2023年のボブスタイリング】_img0
 

2023年の春夏のボブは、外ハネシルエットに注目が集まっています。とはいえ湿度も上がり出すとうねりやペタンコ髪など「美しいボブのシルエットをキープするのは簡単じゃない!」と感じることも。大人のストレートボブは、ペタッとし過ぎず、軽やかにさりげなくハネ感を演出すると上品。代官山のヘアサロン・プラハの下山真由美さんに、ナチュラルな外ハネヘアを作るストレートアイロンの使い方についてアドバイスをいただきました。

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下山真由美 Mayumi Shimoyama
HAIR SALON Prahaに所属。美容歴30年のキャリアを持ち、幅広いお客様から支持を得て、ミドル世代に人気のヘアスタイリスト。ファッションスタイリストの福田麻琴さんのカットも担当。撮影/沼尾翔平

 

のっぺり感を避けるために
さりげなく空気感を足すことがポイント


湿度によるうねりが気になる季節や、毛量が減ったり毛が細くなるミドル世代にとってヘアアイロンは簡単に髪が整うツール。とはいえ、「ストレートアイロンを使うと、のっぺりしてしまう……」「もう少し空気感や抜け感がほしい」と感じる方もいるのではないでしょうか。
特にシンプルなボブスタイルは、賢くストレートアイロンを使いこなしたいもの。果たしてそのコツは?

「大人世代が注意したいのが髪の根元の作り方なんです! トップ、もみあげ、前髪の3カ所は根元を下に向かって引っ張るようにアイロンを当てると、シルエットがのっぺり見えてしまいます。そのため、根元側を起こすようにアイロンを当てることがポイントになります。また、湿度などによるうねりは、内側から膨らんで歪むケースがとても目立ちますから、この部分にきちんとアイロンを当てることが大切になります」(下山さん)
 

ポイント1
根元を起こすようにアイロンを当てる

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トップは毛束を真上に引き上げるようにアイロンを通しましょう。

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ちなみにアイロンで引き上げる範囲はこちら。バックトップも引き上げることで後頭部がペタンとせずに自然なフワッと感が出ます。

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顔まわりの毛束と前髪は、根元側を引き出して浮かせるようにアイロンを当ててから毛先に向かって通します。反対に真下に向かってアイロンを通すと、根元が寝てしまってのっぺりヘアになってしまうので注意!

 
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