ひとり旅好きライターのさかいが提案する、1泊2日の島根ひとり旅プラン。今回は吉方位が島根方面のときに開運を狙って行く、出雲大社詣での「吉方位旅行」コース、後編です。

 

前編記事
出雲大社で開運&縁結び!1泊2日女ひとり旅・大満足タイムスケジュール【欲張り島根ひとり旅】>>


二日目は縁結びで有名な「八重垣神社」の参拝からスタート


松江しんじ湖温泉の「松江ニューアーバンホテル」に宿泊し、朝ご飯は宍道湖を眺めながらのビュッフェ。宍道湖名物のしじみ汁やのどぐろの干物などもあって、旅先では地のものが食べたい私には、朝から大満足のラインナップ。

宍道湖を眺めながらいただく朝ごはんは格別。しじみの佃煮などもありましたよ。

さて、本日のお目当ては、縁結びで有名な「八重垣神社」へのお参り。恋愛の縁結びなら実は出雲大社よりもこっちの方が強力なご利益があるとも言われる八重垣神社は、子宝の神様も祀られています。私の経験上、吉方位と島根が重なった時期に出雲大社と八重垣神社をセットでお参りすると必ず1年以内にご利益があり、近所にあったら毎週でも通いたいくらいの神様。

体感では、出雲大社はご縁全般を司っているため、恋愛に限らずこちらにお参りするようになってから、人間関係や仕事のご縁がかなり活発に。それと悪縁を切る効果もあると実感しています。こちらが望まなくても、良くない縁だとばっさり切られてしまう感じ(あくまで個人の感想です)。八重垣神社はわかりやすく、恋愛のご縁を結んでいただける気が。

ちなみに、最近まではホテルから神社までの無料バスが出ていたのですが、ホテルのサイトで確認してみたらなくなっているよう。私はここに宿泊するときはいつも、朝にバスを予約して八重垣神社に向かっていました。でも時期によってはバスがセットになったプランがあるかもしれないので、問い合わせてみるのがおすすめ。

ホテルからの無料バスだとたしか20分で行けた気がしますが、公共バスを使っても、徒歩を含めて約40分程度の距離。詳細はこちらを松江しんじ湖温泉駅まで歩いて行って八重垣神社行きバスに乗るか、バスで松江駅まで行って乗り換えるか。タクシーでも3000円程度で行けるようなので、時間を優先する方はそれがいちばん楽なアクセス方法かも。

というわけで、

【さかいもゆる的・出雲ひとり旅1泊2日おすすめコース・後編】

9:00
 ホテルをチェックアウトし、八重垣神社に向かって出発

9:40頃 八重垣神社に到着〜♪

喧騒から離れた場所に佇む八重垣神社。紫色の簾が目印の、上品な本殿もフォトジェニック。

奥まった場所にあって何だか神秘的なこの神社。まずは本殿にお参りしたら、 おみくじを購入するのが鉄則。ここの「水みくじ」は、敷地の奥にある「鏡の 池」に浮かべて、ご縁の時期を占うという独特のスタイル。

大事に持って、鏡の池へ。

 

緑に囲まれたこの池で、おみくじをそっと浮かべたら、コインを乗せて。水に浮かべた途端、おみくじの文章が浮かび上がって来ます。そして不思議なのが、おみくじが沈む時間が人によって全然違うこと。一瞬にして沈む人もいれば、30分経っても浮かんだままのおみくじも。

実はこの、沈むまでにかかった時間が、ご縁が結ばれるまでにかかる期間と言われています。そしておみくじが沈んだ場所が、お相手との距離。沈む瞬間にスッと手前に寄って来たら、身近な人と。遠くに行ってから沈んだら遠方の人と、結ばれるとか。

おみくじが沈むまでを見守る女性たちは、私も含め、みんな真剣な眼差し。私調べだと、おみくじがなかなか沈まなかったときはやっぱりご縁があるまで時間がかかったので、めちゃくちゃ信じています(笑)。皆様もぜひお試しを!

10:24  八重垣神社前からバスに乗って松江駅へ

10:50  松江駅到着(バスの時刻表にもよるのでこちらは目安です)


ここから、庭園が有名な「足立美術館」に向かいます。松江駅には美味しそうな島根の駅弁が揃っているので、島根牛のお弁当をチョイス。これ、大正解ですごく美味しかったです。

 
この駅弁、たっぷりの島根牛に卵付きで、すごく美味しかった! 


日本庭園が美しい足立美術館へ

JR山陰本線で安来駅を目指し、そこからは足立美術館行きの無料シャトルバスで。電車は20分くらい、バスも20分程度なので、松江駅からは待ち時間も含めて約1時間程度の移動時間。

12:30頃 足立美術館到着

日本庭園が美しい足立美術館は、どの角度から見ても素敵で、何時間でもぼ〜っと眺めていられそう。そして私がここに来たかったいちばんの理由。それは、茶室で庭園を眺めながら、お抹茶をいただくこと!

ご一緒したご夫婦に、写真を撮っていただきました。お気に入りです♡

私が行ったときは空いていてすぐに入れましたが、今はどうなんだろうか。

庭園を満喫したら、

14:00頃 再びシャトルバスと電車で松江駅へ

15:00過ぎ 松江駅から出雲空港までのバスに乗り込む

15:40頃 空港到着。チェックインが済んだら、ここからはお土産タ〜イム! 隠岐産のあおさや、和菓子などなどを買い込んでご満悦。空港のレストランでラストミニッツまで島根の地酒を飲んだり、割子そばを食べるのもいいですね。

名残惜しいけれど、また来るね!

17:00頃 フライトで帰路へ

以上が1泊2日プランになりますが、実は私はまだ、玉造温泉にも石見銀山にも行ったことがないのです。見どころいっぱいの島根県、足を伸ばせば鳥取もすぐなので、色々調べて皆さんの理想のプランを作ってみてくださいね。以前には広島旅行とくっつけて、宮島の厳島神社に行ってから、バスで島根に向かったこともありました。近隣の県との合わせ技もおすすめです。


ちなみに去年本当に日帰りで行ったことがあるのですが、そのときは朝イチのフライトで向かって出雲大社へ直行→松江に行って八重垣神社へ→現地の知り合いの方に車で迎えに来ていただいて「鶴丸」で夕飯を食べて帰ってくるという、お参りと食に特化した弾丸ツアー。日帰りでしか行けないけれど、どうしても吉方位に行きたい……! という想いから行ってみたら、スケジュール的には全然問題なく楽しめました。羽田から1時間半程度ということは、京都に行くくらいの感覚で行けちゃうということ。ね、意外と近いでしょう? 

 
  • 1
  • 2