ひとり旅推進家のライター・さかいもゆるが、ひとり旅のデスティネーションとして次におすすめしたいのが、広島は尾道。
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その理由は、
◇瀬戸内海に面した坂の街で、ひとりで歩き回るのにちょうどいいサイズ感
◇暖かい南の港町は、ひとりで海を見て佇む人がたくさん居るから女ひとりでも浮かない
◇坂道に猫ちゃんがいっぱい居る!
◇尾道ラーメンや尾道焼き、ローカルグルメがいっぱい
◇観光地なのに人混みがないからストレスフリー
◇坂の上から見下ろす港の風景が絶景♡
◇新しくておしゃれなホテルの居心地が最高
旅したくなる理由がぎゅっと詰まっているのです。
そもそも今回尾道行きを決めたのは、尾道の近くの三原という駅で「瀬戸内醸造所」が経営するレストラン「mio」のワイナリーツアーに参加するため。
インスタでみつけた、瀬戸内海に面したワイナリーレストランの投稿を見ながら、「いつか絶対に行きたい」と、まだ見ぬ瀬戸内海への想いを馳せていたのですが、コロナ禍でレストランは10名以上の予約以外では営業を休止。「行きたい場所は行けるときに行かないと行けなくなるんだな」と落胆していたところに、読売ツアーが開催しているワイナリー見学とレストランでのランチが楽しめるツアーをみつけて即応募。せっかく広島まで行くのならば、と2泊3日で、ひとりでレンタカーなしでも色々楽しめそう&海がある尾道に滞在することに。
交通手段は東海道新幹線。福山駅で山陽本線に乗り換えて、4駅で尾道駅です。所要時間は約4時間半。新幹線とホテルがパックになったJRのツアーを利用したので、確か料金は2泊3日で交通費と宿泊代込みで、4万円台だった気が。意外と安く行けるのもおすすめの理由なんです。
【1日目】
10:53 昼前に到着した尾道駅を降りると、目の前がもう港。海好きの私はそれだけでもテンションが上がります。
人気の尾道ラーメン店が混む前に食べに行きたいので、駅のコインロッカーに荷物を預けたら、すぐに観光開始!
たくさんある中から、ネットで調べて「こまつ屋」というお店をチョイス。尾道ラーメンは背脂が浮いているのが特徴ですが、見た目よりあっさりしていて食べやすい醤油系。いつもは行列ができるそうですが、オープン直後だったのですぐに入れました。
11:24 千光寺山ロープウェイに乗って、山の上の展望台へ。尾道は入江と山に囲まれた坂の街なのですが、南の島の日差しのせいなのか、少し褪せた色彩の風景は、南イタリアのカプリ島やポジターノによく似ています。ぐんぐん登るロープウェイで千光寺公園にある展望台に到着。
見晴らしがいい~~! 公園に隣接した千光寺では風鈴がたくさん飾られていて、風が通るたびに涼しげな音色を奏でていました。
12:11 坂道を降りながら、見晴らしのいいカフェへ。お目当てだった「尾道ゲストハウス みはらし亭」が定休日だったので「帆雨亭」へ。恐らく休日には混んでいるであろうこんな絶景が見えるカフェも、平日だったからか貸切状態。窓際の席をひとり占め♡
ああ、ここやっぱり、ポジターノの街並みに似てる!
落ち着く畳の席で自家製のプラムスカッシュをゆっくり楽しみました。
こんなに趣味のいいお店の方だったらきっと美味しい地元のお店を知っているはず、と「夜にお魚の美味しいお店に行きたいんです」とおすすめを聞くと、教えてくださったのが「あかとら」。電話すると残念ながら、今夜はもう満席。週末は予約でいっぱいとのことで、人気店みたい。
テクテク坂を下って港へ戻ります。ときどき猫ちゃんとすれ違うのは、港町だから?
12:59 海沿いにずっと続く道を歩いて、「からさわ」で名物のアイス最中を買ったら、海が見えるベンチに腰掛けておやつタイム。入江になっているので海は穏やか、堤防沿いには人々が座れるようにそこかしこに椅子やベンチが置いてあって、みんなゆったりして過ごしている。私が訪れたのは6月の金曜日で平日だったのですが、のんびりした空気感は、南国のそれ。その場で作ってくれる最中は素朴で美味しかったです。
13:11 美味しいと評判のパン屋さん「パン屋航路」で朝ご飯用のパンを購入。どれも美味しそう!
13:42 尾道の繁華街は範囲が狭いので、どこに行くにも歩いて行けます。また海沿いを歩いて、今度は駅前からすぐの場所に出来た、スタイリッシュなホテル「OnomichiU2」へ。
しまなみ海道でのサイクリングを目当てに訪れる旅行客のために、自転車を収容できる客室がウリだとか。倉庫をリノベーションしたモダンな建物。ホテルの一階には広島の美味しいものや、パン、洋服、フラワーなどが買えるショップもあり、お土産はここで買うのが良さそう。
バーやレストランはすべて、シーサイドのテラス席があるので、テラス好きの私は歓喜。クラフトビールを買って、またまたテラスでボ~~~~っ。景色を好きなだけじっくり堪能できるのも、ひとり旅の魅力。私は綺麗な景色を見ながらいくらでもぼーっとできるので、この時間が至福なのです。本日何度目のボ~ッとタイムかしら(笑)。憧れの瀬戸内海、穏やかで最高。いくらでも眺めていられるなあ。
ここも話題の施設のわりに、金曜午後は人影もまばら。人混みが苦手な私にはそれも心地よかったです。
15:45 OnomichiU2から歩いてすぐの距離にある「グリーンヒルホテル」にチェックイン。海側の部屋の窓からの景色はこんな感じ。このホテル、尾道駅の目の前なのですごく便利。もしJRのツアーを利用されるのならおすすめです。
18:44 夜ご飯はガイドブックに載っていた海鮮の店で取ったあと、ホテルの1階にあるオイスターバーでもう一杯。この日はとても夕日が綺麗で、海辺で夕日を眺めながら、広島産のレモンサワーを。
19:32 でようやく夕焼けが終わるのは、西だからかな。ここに20時ごろまで滞在して夜景を見てからホテルの部屋へ。
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