増えてきた肌悩みに応えることにばかり気を取られていませんか? 40代からこそビューティは自由に、アグレッシブに、そしてエモーショナルに楽しむべき! 長引くご自愛モードはもう終わり! 新しい時代を感じる、スタイリッシュでパワフルな美容のムードを美容ジャーナリスト永富千晴さんが解説します。

 


ミリ単位なのに気になる! 顔の間延び感は
目元・口元のメイクテクでなんとかなる!


先日、インスタライブをしていたら、「目と眉の距離が広がった」「人中(鼻下〜唇)が長くなってきた」という“間延び話”で大盛り上がり。ミモレ読者の方々の中にも「わかる!!」と共感なさる方も多いのでは? 私も気になって、ライブ後に美容医療の先生に質問してみたところ、眉下のたるみ手術なるものがあり、それは症状により5〜12mmほど皮膚をカットするそう。また人中は15mm以上だと「長めである」とされるのだとか(即、ものさしで測りました笑)。
我々が「あれ? 顔が間伸びしてる?」「顔がぼやけてきた?」と感じるとき、それは輪郭そのものよりも、眉下、人中のミリ単位の変化が影響している場合が案外多いのかもしれません。

そのことを踏まえると、大人の“顔の間延び感に効く”メイクのポイントは2つ!

(1)眉〜目の距離を短く見せるアイゾーンメイク
まつげを根本からカールアップさせつつ、眉下のラインをふんわり描き足すことで、眉と目元の距離が近づいて見えます。

(2)鼻下〜唇(人中)の距離を短く見せる仕込みリップ
リップライナーを少しオーバーリップめに描き足したり、リッププライマーを仕込んで、唇にふっくら感をプラスしたりすると、鼻下の余白を目立たなくする効果が期待できます。