先日、休暇でスイスのジュネーブ〜レマン湖を訪れました。な〜んて、嘘です。願望です。でも100%嘘でもなくて。

わあ〜空気いい。癒される〜。な〜んて(笑)。イギリス公園の西にあるレマン湖のほとり。花時計は「時計の首都」らしいジュネーブの象徴的存在です。

スイス・ジュネーブにある世界的時計メーカーであるパテック フィリップが、新宿住友ビル・三角広場で大エキシビションをやっているのをご存知でしょうか。先日行ってきたのですが、2500平方メートルの展示面積の中に、たくさんのテーマルームがあって、まずその規模に度肝を抜かれました。

中央にはジュネーブ市街の風景を再現したエリアが。

400万点を超える現行コレクション(お店ではなかなか揃ってみることはできません)が見られるだけでなく、ジュネーブにあるサロンや郊外にある工房、パテック フィリップ・ミュージアムを再現し、パテック フィリップがずっと保護育成してきた七宝、手彫金などの装飾技術も見られるという内容。ジュネーブに旅行している気分と、長い自粛生活で忘れかけていた希少でラグジュアリーなものを愛でる気分を同時に味わえる贅沢。これが都庁前駅直結というロケーションで入場無料で見られるのか。最高じゃない! と思いました。

ジュネーブのパテック フィリップ・サロンにあるナポレオン・ルームを再現した部屋。
ここはミュージアム・ルーム。オールド・コレクション、16〜19世紀、1839年以降の3つの部屋に分かれています。


言葉だとうまく伝わらないので、展示会場の地図をお見せしますね。こんな感じです。地図で確認できるものだけで11個の部屋が。他にはブックストアも。

①の入り口から入ると想像を超える壮大な世界が広がっています。麗しい時計とハンドクラフトの世界へようこそ。


希少なハンドクラフト・コレクションの展示ルームもあります。

“弓道”をテーマにしたレア・ハンドクラフトのポケットウォッチ(七宝細密画、フランケ七宝、手彫金)
日本の花見が美しく描かれたドーム・テーブルクロック(クロワゾネ七宝、パイヨネ七宝、七宝細密画)

ご紹介したのは、ほんの一部で、目を奪われるアートピースのような時計が本当にたくさん展示されています。聞けば、このエキシビションは2013年のドバイに始まり、ミュンヘン、ロンドン、ニューヨーク、シンガポールときて、今回待望の日本開催なのだそう。

全天候型のイベント会場なので、雨の日や暑い日のお出かけにもおすすめ。ここで友人と待ち合わせして、優雅な気持ちを存分に味わった後、ランチや買い物に流れるのもいいなあなんて。6月25日(日)までなので、よろしければぜひ! 

■パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023は新宿・三角広場で6月25日(日)まで
 

 

 

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