Tシャツ、デニム、白シャツ、テーラードジャケット……など、定番服こそ時代に合わせてアップデートが必要とか言われたりしますが、美容では似ているけど「逆」なアイテムがあったりしませんか? そろそろ変えなきゃいけないのかもしれないけど、結局やっぱりこれがいいのよね……というような。「私の顔にはこれがないと落ち着かないの」という人がたくさんいるようなモノであり、我々編集者としてはこれまで何回このアイテムをメーカーさんから撮影用に借りたのだろう?と思うようなモノ。世代交代を何度もくぐり抜け生き残ってきた、そんなレジェンド定番が、安心感はそのままに今っぽくアップデートされたら……。そんな願望が現実となった今週のお助けコスメがこちらです。

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外装は今まで見慣れたあの姿のまま。しかし開けると、「え! そんなのあり⁉︎」というこちら。左半分の色をご覧ください。この「ライトブラウン系」パレット、いったいこれまで何個リピートしたことか……もはや目が色の組み合わせを暗記しているレベルの定番カラーに、完全にマッチングされた血色パウダーが2色セット。こんなの使えないわけがない! ケイト デザイニングアイブロウ3D(デュアルカラー)【EX-4ライトブラウン系×キャロットオレンジ】 ¥1764(店頭のみ数量限定発売、編集部調べ)/カネボウ化粧品

 

 

隅々まで行き届いた使い勝手の良さは、改良に改良を重ねてきた名品ならでは


もはや左の3色に関して、令和5年の今何か新しく語れることなどないかな、と思うくらいのド定番です。このパッケージの眉パウダーを買ったことがない人なんて存在するのだろうか? とすら思いますから。しかし、改めてチェックしてみると少しずつ進化している模様。

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まず、ブラシ。以前のものも当時としては悪くなかったけれど、ワンランク上の仕上がりを目指すならばと、別でアイブロウブラシを購入して描いていました。しかし最新のものは、斜めカットのほうは以前よりくっきりシャープに色が載るようになっているし、ふさふさ側は毛足が長くなって粉含みがアップ、ふわっとしたノーズシャドウがより入れやすくなっている、と感じました。パレットに収めるための制約もあるでしょうに、企業努力に泣けてきます。
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右のオレンジ2色を混ぜてふわふわ側ブラシで眉全体に上乗せしたあと、そのまま眉頭から鼻根へ。半顔だけ(左手の側)ノーズシャドウを入れました。簡単だし眉色となじんで自然、だけどあると全然違うと思いませんか。右2色のカラーパウダーも眉色にあらかじめマッチングさせてあるから、なじみ感が違います。
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5/20に発売されて以来「これ、すごいいいわ〜」と思ってるのですが、基本的には店頭でしか売っていないこともあり意外と知られていないのかも? もし、ケイト眉パウダーのリピ買いを控えている方がいらっしゃったら、ぜひ今回はこのデュアルにトライしてみてはいかがでしょうか? この「ライトブラウン系」のほかにも、定番2色にデュアルパレットが存在するので、いつもの色を変えることなくトライできるのもいいところ。店頭でチェックしてみてください!
 


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