海外移住していちばん後悔したことは「美味しい日本の食事が食べられないこと」
これは海外移住した多くの日本人が感じていることのような気がします。お寿司に刺身に、焼肉にすき焼き、天ぷら、丼もの、ラーメン……。東京ではいつでもどこでも食べられていた美味しいご飯がときに恋しくなります。東京に長く住んでいたこともあって、少し歩けば有名な美味しいパン屋さんがあったし、絶品のケーキもあった。そんな手軽さも良かったんですよね。コンビニのアイスやスイーツも安いのにレベルが高かったし。
こっちでもお寿司やうどんなどは食べようと思えば食べられますが、やっぱりなんか違う。ラーメンはあるけれど、値段が高すぎてもったいない。
こちらで食べられるものも決して嫌いではありませんが、やはり40年以上日本でご飯を食べて来たので、日本仕様の味覚を変えるのはなかなか難しそうです。
構成・文/高橋香奈子
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