④テニスボールを彷彿とさせるドット柄
記憶に新しい、一昨年2021年のキャサリン妃です。
この時には、ネイビーのジャケットに、白のトップス、ネイビーのピンドットのプリーツスカートに小物を白で合わせるというコーディネートをされていました。
ネイビー×白という、爽やかな正統派カラーに、やはりここでもプリーツスカート。そしてドットというのも、ウィンブルドン・スタイルにとても多いのです。おそらく、ボールを思わせる柄? ということでしょう。この時には小さなドットですが、大きなドットまでサイズは様々。鉄板的な柄を、ボールに見立てて、この場で愛用されるのもキャサリン妃流です。キャサリン妃が、いかに想像力を働かせてはファッションを楽しまれているかがわかるというものです。
最新スタイルとも似ていますが、さらに、ネイビー×白、ジャケット、ドット、プリーツスカートと、スポーツ関連のパトロンとしてふさわしい全ての要素が取り入れられたコーディネイトといえますね。
ベーシックスタイルのようでいて、実はバランスが高度なこのコーデをさらりと着こなされたキャサリン妃に、ウィンブルドンスタイルの進化を感じました。
⑤ボール柄
最後はこちら! 2018年のキャサリン妃ですが、ついにはボール柄?! と思しき柄まで登場したんです(笑)。デザイン自体は、コンサバティブなフレンチスリーブのソフトコンシャスなワンピースですが、よく見るとボールのようなプリントが。愛用ブランド(ジェニー・パッカム)のものだけに、間違いなく狙って、これをお召しになったに違いない(笑)。
そういえば、これに関しては、まだ一度っきりの着用ですが、忘れた頃にまた、ここウィンブルドンで着回されるはず。今年かも?!
このように、ガーリーなワンピースで観客モードのスタイルの時があれば、ジャケットを羽織り、お仕事モードのキャサリン妃ファッションもあり。
毎回、妄想力を全開にして、コーディネートを楽しまれるキャサリン妃だからこそ、見ているこちらもワクワクします。まだウィンブルドンも開催中。勝者への表彰を含め、数回登場が期待されるキャサリン妃の最新ファッションにも期待です。
構成/高橋香奈子
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