「見える化」は実は一部の辞書に掲載されている

「見える化」を使う人は約28%。どんな時に使う?この言葉を聞くと不快に思う?新しい日本語を調査!_img5

 

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では、「見える化」は、辞書にはちゃんと載っている言葉なのでしょうか?

なんと、新明解国語辞典 第八版にはしっかりと掲載されていました。

 

【見える化】
目で見て事態・状況が理解できるようにすること。可視化。特に、企業の業務や生産現場で進行・工程・現況・目標・課題などを視覚的に配置して誰もが見られるようにすること。例:「工場の見える化で業務改善と効率化をはかる」
(新明解国語辞典 第八版/三省堂 より引用)

つまり、「見える化」は使っても問題ない

「見える化」はまだあまり広くは浸透していなかったり、年代によっては気になる人が多いものの、使う分には問題なさそうです。ただし、使う人が増えていかなければ、いつか辞書からも消えてしまうかもしれませんし、「気になる」と答えている人も少なくないので、話す相手次第では使わないほうが良い場合もあるでしょう。

構成・文/高橋香奈子

 

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