ミモレ読者の代表として〔ミモレ編集室〕メンバーが綴る「私にとってのミモレ」。
今回はメンバーの文月さんのエッセイをご紹介します。


ミドルエイジにさしかかり「何かしないとな〜」と焦燥感にかられる方は多いはず。焦りの理由が美容の悩みでも仕事に関する内容でも、大なり小なり気にかかることが生じては消えていく……。

家事に育児に仕事に介護、誰だって忙しい日々を過ごしている私たちミモレ世代。今の自分に100%満足できたら最高です。

でも、そうじゃない時もある。歳を重ねるごとに環境の変化は押し寄せ、なんとかやり過ごす毎日に「自分らしい輝きを求めたい!」という本音が隠れているかもしれません。

「もっとハッピーでいられる考え方や生き方があるのでは?」と私には胸がうずく瞬間があります。

そんな切実な欲求に「一歩踏み出してみようよ」と声をかけてくれる存在がミモレです。

 


ミモレの愛読者でいる理由


ファッションや美容、ライフスタイルに対する考えが変わってくる私たちに「こういうのはどう?」とメッセージを発信し続けるミモレ。それまで知らなかった物や事、人に出会えます。

肌の質感や体のライン、生活の変化により、着ていた服がまったく似合わなくなった時期がありました。どんなテイストが好きなのかさえわからなくなっていた頃、ミモレで岡本敬子さんを知りました。「あぁ、なんて素敵なの!」と、数々の着こなし写真に目がくぎ付けに。

 

外側の理由に振りまわされず「コレ、好き!」と内側からわきおこる気持ちに素直に装ってみようと気が楽になりました。以来、『服飾ディレクター岡本敬子さん提案「好きな服を自由に着る!」』は大好きな連載の一つです。

洗練されたファッションの最新情報も、おしゃれなライフスタイルも、決して押しつけがましくないのがミモレの魅力。人それぞれに装い方があり、多種多様なスタイルがあると伝わってきます。

ミモレには「これが正解!」という空気が流れていない。その自由さが心地よいんですよね。

「キャリア」なんて、自分には関係ないことだと思っていた


川良編集長の【キャリコン編集長通信】で「「キャリア」の語源はラテン語の馬車の轍(わだち)であり、今まで来た道、これから行く道。つまり人生の道程を示す言葉である」と知り、「そうなの!?」と息をのむほど衝撃をうけました。

それなら私も「キャリアについて考えている」と言ってもいいんですよね。背中をおしてもらいました。

それで〔ミモレ編集室〕への参加を決めました。世界中から様々なバックグラウンドを持つ女性たちが集まり活動しています。お会いしたこともない方々と「ミモレ愛読者」という共通点があるだけで、自然な交流がはじまります。それが、楽しくて!

今からでも、より良い選択をしていこう


これからミモレは10周年に向かって、またその先も、発展しながら歩み続けていくのでしょう。そんなミモレに併走しながら、より良い明日を目指したい。人生の様々な局面で、心に響くメッセージを届けてくれるミモレ、いつもありがとうございます。

文月さん

生まれ育ちは京都。大学卒業後オーストラリアへ移住。45歳から始めたヴァイオリンに夢中です。

 

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