【大草直子 おしゃれ更年期を考える】
1度ファッションを忘れてみる
昨日からスタートした、「おしゃれ更年期」の処方箋。今日は、根本的なことを(笑)。10代でおしゃれに目覚め、20代でたくさんのトライ&エラーを繰り返し、「モテ」も正直意識したりもして、30代でやっとスタイルが固まったかも?、と思ったところでの「おしゃれ更年期」。
1度作ったルールを変えることも、長い時間をかけて見つけたベーシックも、また「私から離れていく」、そのやるせなさといったら。もちろんその間、果敢に探し続ける根気と勇気が大切な場合もありますが、実は私がやってとても有効だったのが。
1度ファッションを忘れてみる。
今持っているものが似合わないからと言って、処方箋がないままに新しい服を買うことは、ときに危険を伴います。
新しい服を買うのを、数か月やめると、本当に必要なもの、似合うものがわかったりします。おしゃれに迷ったら、とにかく手持ちの服で今までと違うスタイリングを組んでみる、もしくは1つのコーディネートルールを決めて、それをとにかく毎日試してみる。1度、おしゃれに関する外部からの情報を断ち、自分自身と向き合うと、ほんの少し前に進めるかもしれません。
その分の予算を、友人と飲む美味しいワインにかけるのも良いでしょう。
毎日好きな花を買って帰るのも良いでしょう。
バスアイテムを充実させるのも良いでしょう。
「おしゃれ以外」の自分の時間を大切にしてみるのです。
実は、とっても効き目のある方法です。
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