つい先日、小学生の子供と2人で、日本からカナダに引っ越して1年が経過したエディターが執筆。まだまだ新たな発見を感じる毎日ですが、この1年で「日本にあって海外(カナダ)にない」と感じた5つのことについてまとめたいと思います。日本とカナダ、というと主語が大きく感じるかもしれませんが、リアルに生活してみた人の体験談を踏まえての一例と思っていただければ幸いです。
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日本にあってカナダにないこと①
残業
これは最初に断っておくと、仕事や役職によると思いますが……私の身の回りでいえば、日本に比べて、残業をしている人は少ない! なぜなら、カナダ(バンクーバー)の通勤ラッシュは午後3時30分位から始まります。また、平日夕方から息子の野球があったのですが、スタート時間が5時や5時30分からだったとしても、子供の送迎ができる親の多いこと! ワークライフバランスが取れている人が多いように思います。
日本にあってカナダにないこと②
同調圧力
私も子供も、カナダでの生活が“快適”と感じている一番の理由は、「同調圧力」がないことだと思っています。“みんなと同じ”じゃなくていいし、違っていても、受け入れてもらえる。そんな空気感の中で生きていけることは、本当に心地良いんです。
もちろん、個を大事にしている雰囲気は感じていますが、カナダでも電車の中で「デニムのショートパンツにナイキのエアフォースワンを履いた10代の女の子の集団」などを見かけることはあるので、“みんなと同じ”が安心する人もいるでしょうし、私の身の回り以外ではあるのか、ないのかは、知るよしもありませんが……。
日本にあってカナダにないこと③
医療費
日本では子供は医療費が無料ですが、カナダでは国民の健康保険のようなものに入っている人は、子供だけでなく、大人でも医療費がかかりません。これはとても素晴らしいことですね!
ただし、カナダで病院にかかる場合、最初は専門医ではなく、かかりつけ医を訪れるのが一般的ですが、移民が急激に増えているから? 最近では、そもそものかかりつけ医を見つけるのが難しい。だれでも行ける「ウォークインクリニック」というのもありますが、予約制のところが多く、かつ予約できるのが1週間後だったこともあり、病院にかかりたいタイミングで行けない不便さも……。さらには、症状により即日診療が必要な場合、救急病院に行くこともできますが、かなり混んでいることも多く、診察まで5、6時間待ったという声も。無料はありがたいですが、ちょっと風邪を引いたから病院で薬をもらおうと気軽に病院にかかれないデメリットはあります。
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