40歳を過ぎてから英語と運転の学び直しを始めたエディターが執筆。働きながら、子育てをしながら、学び直しの時間をつくるのは、想像以上に大変でぐったり……。そんなリアルな現実を紹介します。

関連記事
連載バックナンバー【国内&海外旅行の持ち物】ダイソーとIKEA(イケア)で買える、忘れると困るNo.1アイテム>>

 

40代から「英語」を学び直し

写真:Shutterstock

これまでの40年間、ずっと日本に住んでいましたが、去年海外に引っ越してきたことで、必要に迫られて英語の勉強をスタート。と言っても、引っ越してきてから約1年経ち、ようやく開始することができました。

本当は、引っ越してすぐに、もっと言えば、日本にいるときから英語の勉強をしていればよかったのですが、働きながら、そして子育てをしながら、英語の勉強をする時間をつくるのはとても難易度が高かったんです。「時間がないと言うのはただの言い訳」「時間は自分で作るもの」と言われたこともありますが、寝る時間を削る以外、本当に方法がなかった……。

カナダに引っ越してきて1年経って、生活が以前よりは落ち着き、ようやく少しずつ時間を見つけて勉強を開始することができました。

学生時代、英語はとても好きな教科だったのですが、社会人になってからは仕事で英語を使う機会がほぼなく。海外旅行の際に簡単な英語を使う程度。なので、英語を学ぶのは、実に約20年ぶりのことです。

「IELTS(アイエルツ)」のテストを受験。20 年ぶりの英語の試験は想像以上にハード……

写真:Shutterstock

まずは自分の今の英語力がどれくらいなのかを知るために、IELTS(アイエルツ)というテストを受けてみることにしました。アイエルツは、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの技能を測るテストで、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドに留学や就労、移住を希望する人向けのテストです。

4技能で約3時間かかる壮大なテスト。20年というブランクがある私には、とてもハードで、テストから帰宅したときには、もうぐったりと疲れてしまっていたほど。

今はまだテストの結果待ちですが、20年のブランクの割にはできたかもという項目もありましたし、この項目は絶対に目標スコア以下だろうなとがっかりしたものも。

引き続き、英語の勉強は続けていきますが、大人になりすでに出来上がっている生活スタイルを変えるのも、勉強を再スタートするのも、決して簡単なことではない……。最近は、身の回りで学び直しをしていたり、試験を受けたりしている人が増えているように感じていますが、みなさん努力をされているんだなぁと改めて実感しました。

 
  • 1
  • 2