年齢を重ねれば重ねるほど、迷いが出てきてしまうおしゃれの正解。日ごろから世界のプリンセスの着こなしをチェックしているファッションエディターが発見した、40代以上の女性がおしゃれを楽しむための秘訣を紹介します。

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70代、80代のプリンセスのファッションから発見した、おしゃれの秘訣とは?

写真:ロイター/アフロ

パッと目に留まり、華やかでアクティブなオーラを放つ世界のプリンセスたち。その理由を考えたときに気づいたのが、鮮やかな色の洋服を着ていることでした。

なかでも、鮮やかな色の効果の重要性を深く実感したのは、こちらのおふたりのコーディネートを拝見したとき。現デンマーク王女のマルグレーテ2世(右)と、その妹のベネディクテ王女(左)で、年齢は83歳と79歳。

シルバーヘアにミントカラーやピンクの淡くきれいな色がマッチしているし、顔周りも元気な印象に見せてくれています。ベネディクテ王女のように、カラフルな色同士のコーディネートをしても、過剰になりすぎないのが大人ならではのメリットでもあります。

年齢を重ねると、つい無難で着慣れたベーシックカラーに手を伸ばしてしまいがちですが、積極的に“色の力”に頼っていこうと改めて実感しますよね。

では、いろんな年代のプリンセスのカラフルな着こなしを見ていきましょう。
 

50代:マティルド王妃は、グリーンの柄ワンピースを着用

写真:Best Image/アフロ

50歳のベルギーのマティルド(マチルド)王妃。隣にいるのは王妃の娘で、15歳のエレオノール王女。二人ともグリーンの柄ワンピース姿ですが、可憐なエレオノール王女に対して、マティルド王妃は、大人かっこよさが際立ち、抜群の存在感を発揮していますね。