7年間の引きこもり生活を経て、現在は面白家電メーカーとして有名なサンコーの広報部長を務めているekky(﨏晋介)さん。第3回目、最終回となるインタビューでは、サンコーのユニークな商品の開発秘話と、コミュニケーションにおいて大事にしていることについてお伺いします。
前回のインタビューはこちら
第1回「なんとなく学校に行かなくなって」小4から引きこもり、高校受験も失敗。彼はどのように“年間200回メデイア出演”の名物広報となったのか?>>
第2回「小4から7年間。長期間の“引きこもり”から脱出できた理由。そして「不登校の子どもがいる親へのメッセージ」とは?>>
ほかにない商品で、世の中を変えていく
――『ネッククーラー』や、『超高速弁当箱炊飯器』など、サンコーの商品はインパクトのあるものが多く、いまでは幅広く知られるようになりましたよね。
ekkyさん ありがとうございます。そもそも、会社自体が有名になったきかっけは、2018年に出演した『タモリ倶楽部』なんです。番組内でサンコーを特集していただいて、「こういう会社があるんだ」って世間に知ってもらえました。
――サンコーでは、どうして他にはないユニークな商品が開発できるのでしょうか?
ekkyさん 一般的な家電メーカーは、取引先が家電量販店やECショップなんです。でもサンコーは、産地直売のような形だったので、販売店がなくても自社サイトで売ることができた。だからいろんなことにチャレンジできるんです。そこが強みですね。
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