2022年9月からカナダのバンクーバー地域の小学校に通い始めた当時小学校6年生の息子をもつ母であるエディターが執筆。カナダでの留学生活は2年目に突入し、息子は中学校に入学。小学校との違いや大変だったことを紹介します。
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2023年9月から現地の公立中学校に入学
親子2人でカナダにやってきて、1年目は小学校(最高学年のグレード7)で過ごしました。学校には1人も日本語を喋れる先生もおらず、知り合いもいない状態だったので、いきなり現地の小学校に入るのは大変なことではありましたが、カナダの小学校は良い意味で伸び伸びと、ゆったりとしているので、友達をたくさんつくり、楽しく過ごすことができた1年でした。
そして、2年目はいよいよ中学生に。この9月から現地の公立中学校(グレード8からグレード12までの生徒がいる中高一貫のようなシステムです)に入学しました。
入学式はなく、いきなり授業がスタート!
日本では中学校入学となると、親も同席する入学式がありますが、息子の学校の場合は、1日目は約1.5時間だけのオリエンテーション、2日目からすぐに午後3時までの授業が始まりました。
息子は野球のトーナメントの予定があり、初日に参加できなかったのでいきなりフルタイムの授業日からの参加。
しかも、小学校のように自分の教室があって、担任の先生がほとんどすべての授業を教えてくれるわけではなく、大学のように授業ごとに子供たち自身が教室を移動していくシステム。授業ごとにクラスメイトも変わるので、「次はどこの教室で、なんの授業」かを自分自身でしっかりと把握しておかなければなりません。
この点において、小学校と中学校ではかなりの大きな差があるので、中学生からは「自立」を求められているように感じています。
海外ドラマのようなロッカーシステムに親がワクワク
自分の教室がないので、廊下にあるロッカーをひとりひとつ貸し出されるのは、海外ドラマでよく見るシーンだと、親の私がワクワクしました。
また、小学校は少人数制でしたが、中学校は複数の小学校の子供たちが集まるため、グレード8からグレード12までの生徒で1000人以上。登下校の時間になると、学校前に子供たちが溢れていて、その大人数っぷりにも圧倒されました。
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