美容好きのーりんたろー。さん、美容はめんどくさい兼近さん


──おふたりとも、自分がすごく嫌いだった時期があったとお聞きしました。自分を好きになれた転換点はなんだったんでしょうか。

りんたろー。:周りと比べ過ぎていたんです。兼近くんのことを見すぎちゃっていたりとかして。EXITを組んだばかりのときは、ヘアメイクさんがついていなくて、髪もセットしていないし、髭もボサボサで撮影されなきゃいけないのが辛かったんです。でも兼近くんはひょうひょうとやってました。「兼近くんはもう見た目が綺麗だからいいな」って思ってしまったんです。今だったらまず、「自分でメイクするものを持ってくればいいじゃん」と思える。いろんな策があるのに全部人のせいにしていたなと。でも今は、自分も恵まれているところもあるし、いい友達もいるし、持ってんじゃんと思ったら、だいぶ楽になってきました。

芸人・EXIT「美容をやらないといけない世界にはならないで欲しい」真逆なふたり、それぞれのセルフケア_img3

 

兼近:僕は逆に見た目を気にしないから、もっとちゃんとした方がいいよって言われるのが嫌です。

りんたろー。:それはしょうがないよ。気にしなきゃいけない立場になったんだよ。

兼近:でも、面倒くさいから嫌なんです。僕自身はどうでもいいのに、やらなきゃいけない、やらされるっていうのが苦しい。

──りんたろー。さんはすごくセルフケアされていることで有名ですが、兼近さんは?

兼近:してないですね。化粧水も面倒くさくて、やめちゃいました。ちょっと前まで頑張ってたんですけどね。

芸人・EXIT「美容をやらないといけない世界にはならないで欲しい」真逆なふたり、それぞれのセルフケア_img4

 

りんたろー。:でも、最近変化が訪れたのか、ライブ前に“直塗り”でコンシーラーを塗ってるときがあるんですよ(笑)。多分ファンのことを考えて、クマだけは消しておこうかなって思ってくれたと思うんですけど。化粧水とか下地とか何もやってない。お笑いで言ったら、ふりとかせずに大ボケしてるようなものですよ。まぁでも、美容は自分のモチベを上げるためのものですよね。

兼近:だったら僕はやらなくていいです。“やらないといけない世界”にだけはならないで欲しいですね。

りんたろー。:確かに、やらないといけないのはちょっと違うよね。

兼近:早くおじさんになれればなと思います。みんな見た目に関して気にしなくなるじゃないですか。