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EXIT
2017年12月22日結成。りんたろー。と兼近大樹からなるお笑いコンビ。2018年11月には吉本興業所属芸人で最速となる結成11カ月でルミネtheよしもとでの単独ライブを開催。「ネオ渋谷系漫才」と言われるチャラい芸風が特徴。りんたろー。は「自分を大切にする練習 コンプレックスだらけだった僕が変われたすべてのこと」(講談社)を出版し、美容芸人としても知られる。介護職を8年経験するというチャラくない一面も。兼近大樹は小説「むき出し」(文藝春秋)で小説家デビュー。「兼近大樹 1st写真集 『 虚構 』」(ワニブックス)が大ヒット中。

 

 

“自分を分かって欲しい”なんておこがましい


──りんたろー。さんは以前、インタビュー「笑いのスキルを磨くのと同じくらい『自分を大切にすること=セルフケア』が重要」(『eltha』「EXIT・りんたろー。容姿イジリや前コンビ解散を経て辿り着いた“居場所”『兼近くんとの出会い、この幸福な環境を絶対失いたくない』」より)とおっしゃっていました。おふたりは常に言動が注目される立場で、いろんな意見が来ることもあると思うのですが、心身を守るために何かしていますか?

りんたろー。さん(以下:りんたろー。):僕はまだまだSNSの声に翻弄されていますね。いちいち気にしちゃったりとか。早く“兼近ステージ”に行きたいなと思っています。兼近くんはすごいんですよ。

兼近大樹さん(以下:兼近):ほぼSNSは見てないです。興味がないんです。

りんたろー。:僕はまだちょっと信じちゃってる部分があるんです。もしかしたら、通じる合える部分があるのかなと。でも無理な世界もあるなって最近は思いますね。

兼近:僕は「自分をわかってほしい」みたいなのがおこがましいと思うんです。そもそも向こうは、相手のことをわかりたいと思ってないのに、分かって欲しいと思うのはエゴでしかなかったりするじゃないですか。

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兼近:悪く捉えたいだけだったり、「この人を悪者にしたい」という明らかな意図があって、発信したりする人もいる。そこでやり取りするのはお互いにとっても、周りにとってもよくない気がします。誰もいい思いをしていない状態が生み出されちゃうんです。SNSってそうなんですよ。だから、僕はわざわざ見に行かないです。簡単に言うと、SNS上での出来事って、「俺は俺で楽しくやるから、あなたもあなたで楽しくやって」で終わる話なんです。最近は何も思わないです。

りんたろー。:僕もそうなりたいですね。