9月8日、キャサリン妃がウィリアム皇太子とともにウェールズを訪問されました。この日は、エリザベス女王の一周忌。チャールズ国王は、女王が最期をむかえられたバルモラル城で静かにお過ごしになり、皇太子(=ウェールズ公爵)夫妻となられたウィリアム皇太子とキャサリン妃は、その名を象徴する場所、ウェールズを訪問。聖デイヴィッド大聖堂で行われた、エリザベス女王の追悼礼拝に出席されました。
キャサリン妃にとっては、これが夏休暇後初めての公の場で、初公務ということに。さて、約1ヵ月半ぶりに登場のキャサリン妃ファッションはどのようなものだったでしょうか? エリザベス女王の足跡を受け継ぐかのような、完璧なロイヤル・スタイルに加え、女王への敬意、追悼の意がファッションにも込められていました。
こちらが、最新のキャサリン妃ファッションです。
関連記事
【エリザベス女王一周忌】 国王であった伯父が米国人と恋に落ちたことから女王へ。96年の人生を写真で振り返る>>
追悼礼拝に相応しい、正装スタイル
実はここ最近、英国でも異例の暑さが続いていて、お二人を一目見ようと沿道に集まった国民は夏ファッション。そんな中、ウールのドレスコート、お帽子にパンプスと全身バーガンディのワントーンコーデで、完全なる秋冬正装スタイルだったキャサリン妃。エリザベス女王の一周忌を記念した追悼礼拝ということで、当然の如く露出を抑えたクラシックなロイヤルファッションでした。
恐らくこの色を選ばれた理由は、ウェールズのフラッグにも象徴される、赤いドラゴンにちなんででしょう。とはいえ、もちろん真っ赤ではなく、追悼に相応しい控えめな色味を選ばれました。
ノーカラーに、フィット&フレアーのシルエットのロング丈、ウエストの両サイドに付けられたベルトがアクセントになったドレスコートは、英国発エポニーヌ ロンドンのもので、実は似たデザインの色違いもお持ちなほど、お気に入りのデザインです。
今回のバーガンディは2度目の着用だったのですが、初お披露目は去年のことでした。
キャサリン妃の秋冬鉄板&便利カラーのコート
このドレスコートが初お披露目されたのは昨年末、12月のクリスマス目前のコンサートでした。真っ赤にはじまりバーガンディやボルドーなど、赤系のお洋服は、秋冬の華やかカラーとしてキャサリン妃のお気に入りですが、加えてクリスマスの鉄板カラーということで、とにかく活躍してくれる色です。
昨今の定番である、全身ワントーンコーデというのは、今回も同じですが、お帽子のある無し、小物使いで印象は大きく変わりますね。
お帽子をプラスすることの少ない私達には、シーンに合わせて、ワントーンではなく、小物をヌーディーなベージュやモードな黒など、色で遊ぶとコーデの幅が広がります。
- 1
- 2
Comment