ミモレ編集部員が、とある一日のできごとを日替わりで綴ります。 

 

担当:熊木(外部配信、デザイン、動画、ほか業務担当)

熊木デザイン、動画編集担当としてミモレに入りました。その後、外部サイトへの配信担当のほか、記事執筆や業務改善など様々なお仕事に関わらせていただいています。

10:00〜18:00 引き継ぎ業務


【最近好きだった記事】
ツンとデレ。さらに「溜める」が人の心を魅了する【マインドフル猫】

占いで「自分から好きになるとうまくいかないんですよね」と恋愛相談したら「あ〜、あなた駆け引きできない人ですもん。しょうがないね!」と言われた私。「ツン」「デレ」「溜め」までできる猫さまには到底叶いません……。

この連載、いわゆる猫モノ記事ほど猫すぎず、路地でふと猫を見かけるようなナチュラルな猫度合いが好みです。

【雑記】

9月末でミモレから卒業することとなりました。ですので、このところのお仕事は専ら引き継ぎ業務でございました。卒業前、最後の日誌なので振り返りをば。

デザイン、動画担当としてミモレに来てから、記事を書いたり、業務のことに取り組んだりと幅広くお仕事をさせていただいてきましたが、毎日の日課のように取り組んでいたのが、Yahooニュースへの配信とTwitter(現X)運用の業務です。

YahooニュースとTwitterというと、いわゆる炎上との距離も近い2つのプラットフォームですが、全く違う角度から本音の声が聞こえる面白い場所でもあります。

この業務は、変わりゆく潮流のなかで、対外的にミモレがどう見えているのか、ミモレはどこにポジションしているのかを日々感じられる業務でもありました。
 

【ミモレ日誌】2023年9月22日(金)_img0
(左から)群衆心理/講談社学術文庫、ソーシャル物理学/草思社文庫、国家の尊厳/新潮新書
人々のムードや波、潮流を考えるなかで手に取った本たち。カバーは外しちゃう派なのでむき身でごめんなさい。(カバーはファイルケースに入れてとっておく派なのですが、ガバッとしまっちゃうのでなかなか見つからない……)

プラットフォームを探索するなかでは、つらい言葉やニュースにもたくさん触れて、言葉の波に飲まれそうな感覚を感じることもありました。一方で、ミモレの言葉が誰かを救っている場面にもたくさん出会いました。

ミモレの言葉が、今日も誰かを救っているのだろうな、私の言葉が誰かを救えたなら、なんて幸せなことだろう、などと思いながら、言葉に向き合える場所で働けた日々は幸せでした。

潮流が渦巻くなかですが、乗るか否かはひとりひとりに託さていて、どれを選ぶかは自由であり、責任もあると実感するこの頃。自律した情報の取り扱いを考えさせられます。

誰でもない誰かの選択が世界を変えていきます。この大変な世界をみんなで生き抜くために、寄り添ったり、伝えたり、これからもとあるアノニマスとして、幸せに繋ぐ一端になれたらいいなと思っています。

皆さま、ありがとうございました!

【ミモレ日誌】2023年9月22日(金)_img1