みなさん、こんにちは!
いよいよ、ここまで【①ベースメイク編】・【②シェーディング&ハイライト編】・【③チーク編】とやってきた編集長・川良さんメイクのラスト、【④アイメイク編】について解説していきます。
おさらいですが、「最近、たるみ印象と鼻の丸みが気になるようになった」という川良さんの顔立ちは、イガリ流・骨格マトリックスでいうと真ん中あたり。
【今っぽいおしゃれ顔ゾーン】に近づけるには、
・外側をふっくらさせて横長印象に寄せる
・中央に寄り気味印象の目元のパーツを外に広げる
の2つのポイントを意識するのが大切とのことでした。
これらを踏まえて、川良さんのアイメイクのポイントは3つ。
①眉頭はハの字型を意識
②眉も目元も外側長め
③下アイラインで全体を下げる
ひとつずつ見ていきましょう。
① 【眉頭はハの字型に】
眉を描く際、川良さんご自身は鼻筋に自然と繋がるようなV字型を意識して眉頭を描き足すメイクをしていたそう。今回イガリさんは、眉頭をハの字型にメイク。
「眉頭を内に描き足す発想はいいけれど、眉頭をV字型にすると額にだけ光が集まってしまうのでもったいない。ハの字型にすることで鼻根に入れたハイライトが効いてきます。下地・ハイライト・チークの回でも繰り返しお伝えしてきましたが、目と目の間を広げることで、優しいのにシャープな印象を作りたいので。顔の中央の余白が際立って見えることで視線が分散するので、お悩みの鼻の丸みも気にならなくなってくるはず」
② 【眉も目元も外側長め】
イガリさんが眉を描くプロセスを見ながら、「いつも自分で描いているより眉尻が長い!」と川良さん。
「前回ハイライトをこめかみに入れて顔の横幅印象を広げてあるので、それに合わせて眉尻も長めに。それにトレンド的にも眉尻は長めになってきているので、短め眉から卒業するだけで新しい顔に出会えると思います」とイガリさん。
また、グレーのペンシルアイライン(THREE)を引く際にも外側を意識。
川良さんの目の形はつり目型のため目尻に影が出にくいタイプ。そこでイガリさんは、目尻の皮膚を指で上げてまで目尻部分にしっかりアイラインを引き影を入れ、目幅を延長して下げるというメイクをしています。これは、チーク編でも行っていた、“目元のパーツを外&下に広げる”メイク。中顔面の縦に伸びたたるみ印象を払拭するためのロジックに従ったもの。
「パーツの位置が実際より外&下にあるように感じさせたいので、タレ目タイプの人にあるような目尻の影をメイクで再現します。そうすると、目がまるく見えて目元の重心が下がり、顔の下半分の余白が気にならなくなるんです。川良さんみたいにつり目タイプの人は、目尻の皮膚を引っ張り上げると目尻のラインが引きやすくなります」とイガリさん。
アイシャドウ(Fujiko)は上下まぶたに単色塗りで完了と、とてもシンプル。ラインによるフレーム感が目元作りの要です。
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