【大草直子 おしゃれ更年期を考える】
デニムとTシャツは常に更新する
年齢を重ね、嬉しい変化も目を背けたくなるような変化も。
ときに、服は受け止めてくれるし、ときに、拒絶されます。そんなことも含めての、おしゃれ更年期ですが、わかっていることもはっきりあります。
デニムとTシャツは、とにかく新しく――ということです。
デニムは、そのデザインやライン、色や丈、ダメージの仕方で、「流行」がはっきりとわかるアイテムです。耐久性があるので、大切にすればもつのですが,3年前のボーイフレンドデニムと今年のデニムは、全く違います。
何を着ても「なんだかなあ」というときは、何も買わず――けれど、デニムを新調してみたらどうでしょうか? 何年も着ているベーシックなV開きのニットが、驚くほど新しく見えるはずです。
今年の気分を100%表しているのは、マウジーのバギーデニムと、レッドカードのRhythm。マウジーはかなり若いブランドですが、この加工と太さ! もう素晴らしい(笑)! 今日着ていましたが、たくさんの方に褒められました♥ そして、久しぶりにうなった(笑)デニムが、おなじみRED CARDの新作。リズム。ユニセックスがキーワード。かなりボーイズライクな1本です。ストレッチも入っていないので、すぐに身体になじむ、というよりは「育てていく」感覚。
Tシャツも、おしゃれ更年期の1期目を超えた私は、いろいろ試しています。メンズだったり、サイズを上げたり、若いブランドのものを試着したり。
ワードローブの定番でもあり、そしてシンプルなアイテムだからこそ、更新が大切だと実感しています。
ブラウス/ウィムガゼット
デニム/マウジー
ミュール/セルジオ・ロッシ
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