あの猛暑はどこへやら。ここ数週間ほどで一気に気温が下がり、空気も乾燥してきましたよね。
顔はもちろん、肌も手もボディも極度のカサカサに悩むこれからの季節。早くもヘビロテしている私的、2023年秋冬のスキンケア決定版3品をご紹介します。
まずはおなじみ、アスタリフト。
アスタリフトといえば、必要な成分を「ナノ化」して必要な部位に送り届けるというナノテクノロジーに定評があるブランドですよね。2007年の誕生当時は「え?富士フイルムから化粧品!?」ってビックリしましたが、ブランド誕生からはや15年。その品質の素晴らしさ、手応え、そして適切な価格帯で、ファンが多いというのも納得です。
「肌全層ハリローション」と銘打っているだけあって、3種類のコラーゲンや高保水ナノ化ワセリンなどが必要な部位に的確に届いているからか、まさに“吸い付くようなもっちり感"があって、それが長時間持続するんです。この心強さ、やみつきです。
プッシュ式で使いやすいこともあって、在宅ワーク時はデスクに置いておいて、乾燥が気になると顔だけでなく、手やボディなどにもちょこちょこと使用。オンライン会議や取材などがなければ、在宅時はメイクもほとんどしないので、日中もかまわず使ってしまいます。乾燥するよりはいいはず!?
続いてFAS(ファス)。
FASは10月6日にデビューしたばかりのスキンケアブランドなのですが、夏の新製品発表会で最初にお試しした瞬間から……ハマりました。
特徴は、738種類(!!!)もの成分が含まれているという「黒米発酵液」を90%も使用している、ということ。
黒米って最近よく聞きますよね。白米や玄米よりも栄養価が高く、黒い色のもとであるアントシアニンという物質を多く含んでいます。
FASで使用しているのは、明治時代に絶滅したという古代米を蘇らせた京都府丹後市の黒米。それを老舗麹店である秋田今野商店が美容のために選び抜いたという酵母で丁寧に発酵させることで、低分子で浸透力の高い「黒米発酵液」が完成したのだとか。なんだかもう聞いているだけですごそう……。
そしてお試ししてみたら……しっかりと肌の奥深くまで浸透していくような保湿力、そしてほんのりとやさしく漂う、透明感のある柚子の香りがたまらず、一瞬でファンになってしまいました。以降、毎日のように気がつくと手に取っており、本格的な乾燥シーズンを迎える前に早くも使い切りそうなほど(笑)。
主張し過ぎることなく、でも使うたびにほっと全身の力が抜けてほどけていくような優しい香りと、手応えのある保湿感。ぜひ試していただきたいです!
そしてもうひとつ。
imini(イミ二)は免疫力に着目しているブランドで、このリペアセラムはなんと累計出荷本数100万本突破という、知る人ぞ知る大人気アイテムなんです。
アラフィフという年齢のせいもあって、免疫力の低下が気になるお年頃。疲れはなかなかとれないし、肌もどんよりくすんでる。おかげで「免疫力」というキーワードが妙に耳に入ってくるようになっていたところに、
「この前うっかりものすごーく日焼けしちゃって大変だったんだけど、そのときにこれ使ったら、赤みがすぐに収まって肌が落ち着いたの! ぜひ使ってみて〜!」
という、年中小麦肌のゴルフ大好きな友人(40代)の推薦で使い始めたんですが……
ん? あれ、最近なんだか肌のくすみ感が減った? ベースメイクのノリも良くなったような……そういえば生理前に必ずできるニキビも、あまりできていないような……。
お仕事でよくご一緒する方々に、「なんだか最近、元気そう」と言われるのは、これのおかげかも!? という実感がするんです。
一言でいうなら、素直な肌にしてくれる乳液。油分と水分のバランスが丁度いいのか、すっと肌に入っていて、肌表面も整って落ち着くし、中もほんわか潤っているという感じがあるんです。使用後の物足りなさや、変なベタつきのようなものもなくて、まさに素肌そのもののうるおいキープ力が、10年くらい前に巻き戻ったような感覚(あくまで個人的感想ですが・笑)。
朝も夜も、洗顔直後にしっかりとしたスキンケアをする時間が取れないときに、ものすごく便利! パパッと塗っておくだけで、肌がほどよいうるおいバランスに、すとんと落ち着きます。
そういえばこちらも、キー成分であるLPS(リポポリサッカライド、免疫細胞マイクロファージを活性化すると言われています)は、国産無農薬米を使用しているとのこと。
改めて、日本人にはやっぱりお米なんだなぁ、としみじみ感じた次第でした。
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