【劣等感の解決法】劣等感=悪いものという考え方は捨て、自分の短所を受け入れる


【劣等感に関する悩みの例】
すぐに人とくらべて劣等感をいだいてしまう
うまくいっている友人や周りの人に嫉妬してしまう
すなおに尊敬できない、そんな自分にもイライラしてしまう

忙しい社会人は「悩む」も時短!東大生が実践する科学的なお悩み解決法とは?_img1
 

【タイプAの解決法】劣等感=頑張るエネルギーととらえる


「この子は〇〇ができるのに、自分にはできない」「どうして自分はこんなこともできないのだろう……」などと悩んだ経験がある人もいるのではないでしょうか。

そんなときには、「できない」や「苦手」もまた、「できる」ことと同じように「魅力」の一つだと思うことです。自分は「できない」からこそ、できる人からたくさんのアドバイスをもらえたり、できる人のすごさを全力で伝えられたりするのではないか、と考えるようにしてみるのです。そう考えることで、気持ちが落ち着くだけでなく、周りに影響されすぎることなく、自分のペースで一歩ずつ努力を積み重ねられるようになっていきます。

 

そして、人とくらべて嫉妬心をいだき、そんな自分にイライラしてしまうということもまた、「できない」ことと同じように、たくさんの可能性を秘めた「力」だと思います。劣等感をいだいたり、イライラしたりしてしまう瞬間は悩みや負の感情におおわれたように感じてしまうかもしれませんが、劣等感や嫉妬心、イライラの中にはきっと、「自分もできるようになりたい」という気持ちがあるはずです。心のどこかにある「私もできるようになりたい」を隠そうとするからこそ、劣等感やイライラ、嫉妬心が生まれるのではないでしょうか。

すなわち、劣等感やイライラをいだけるということは、それだけ頑張れるエネルギーを秘めているということでもあるのです。「自分もできるようになりたい」という気持ちを隠さず、いだいた感情をそのままエネルギーに変えられたら、この悩みから少しだけ抜け出せるのではないかと感じます。