忙しい日、頼りになるのは「無印良品」のあのレトルト【パリ在住・井筒麻三子さんのおうちごはん日記】

ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。
 

皆さんワンタンは、スープで食べますか? 日本のワンタンのレシピを探すと、ほとんどがスープワンタンなんですよね。なぜなのかしら。でも我が家はいつも、茹でてタレをつけて食べるスタイルです。

日本ではワンタンなんて作ったことがありませんでした。でもパリのアジア食材店では、ワンタンの皮はほぼ置いてあるのに対し、餃子の皮はあまりなかったりする。おかげで、登場機会が激増！

ワンタンのタネは大概、みじん切りの白菜orキャベツ、きのこ類、ひき肉、ごま油、醤油、お酒を入れてよく混ぜ合わせたもの。白菜もキャベツもない時は、奥の手のザワークラウト（我が家の冷蔵庫に１年中ある）を代わりに使ったりもします。その日あるものを適当入れてもなんとかまとまるので、私の中ではカレー、麻婆豆腐に並ぶ万能メニューとなってます。タレは、酢＋醤油＋辣油で。

忙しい日、頼りにしているのは無印良品のレトルトカレー。数年前に、こちらの無印でも種類限定で売られているのを知ってから愛用してます。私が買うのはバターチキンとグリーンカレーの２種。グリーンカレーなんて、辛いものが苦手なフランス人のことは全く考えてないな〜と思うぐらいしっかり辛くて美味しい。

そして何故か、他のものに比べると安いんです！　セールだと１パック2.5€だったり。最近の円安だと厳しいのですが、以前だと「日本とあまり変わらない値段！」と、しょっちゅう買いだめていました。

そうは言っても家計に優しいわけでもないので、最近カレーを作る時はなるべく多めに作って冷凍しています。この日のカレーは、そんな作り置きカレー。我が家のこだわりは、水は入れずに、トマト缶とココナッツミルクで煮込む、じゃがいもは入れない（冷凍するのに面倒だから）、人参は薄切りにする、カレールー×カレーパウダーのダブル遣いにすること、でしょうか。

とはいえいつも適当に色々なものを入れているので、毎回唯一無二のカレーが出来上がっている感じです。