○月×日
朝食:甘酒
昼食:スモークサーモンとムール貝入りフォー風麺
夕食:鶏団子と野菜の炒め煮、山芋のぬか漬けピリ辛風味、きゅうり納豆、卵とかいわれ大根のお味噌汁
 

お買い物に行く余裕がなく、お昼も夜も家にあったもので凌いだ1日。

ヨーロッパに来て驚いたことは、日本では庶民の味方みたいなアサリが、ここではとても高級な貝だと知ったこと。そしてそのアサリの代わりのような立場なのがムール貝です。マルシェで生のものを買っても高くないし、ピカールの冷凍はとってもお手頃価格。お昼はそんなストックしてあったムール貝を入れて、スープも美味しいフォーに。

夜ごはんのメインは、これまた冷凍してあった鶏団子を、白菜や人参、冷凍庫の奥の方に転がっていた銀杏も入れ、炒めて煮込んで出来上がり。

山芋は、前出のワンタンの皮を入手したアジアン食材店で見つけ、「おお!」と嬉しくなり買ったもの。こちらだと、普通のスーパーではほぼ取り扱いがありません。ぬか漬けにするだけでも美味しいのですが、出汁醤油と私の大好きな沖縄のラー油「サマーデイ麻油」をかけ、適当にカットした海苔をのせて出したら、夫が「これ美味しい!」と大絶賛。ぬか漬けにせずとも、生の山芋をカットしてお醤油、ラー油をかけて海苔をのせ、即席ラー油山芋にするだけでもイケますよ〜!

 


我が家のハマりもの。

 

上記にも書いた沖縄のラー油「サマーデイ麻油」は、4月に日本に帰った際、たまたま行ったお店で見つけて購入したもの。自宅に戻って麺に使って食べてみたら、美味しくて衝撃! あっという間に持ち帰ったものは食べ切り、夏に義母がパリに来た際、お取り寄せして持ってきてもらったほどです。

毎月1日、15日のオンラインショップオープン後でも、すぐ売り切れてしまうほど大人気アイテムの様子。

我が家は辛いもの好きなのでサマーデイ麻油の方がより好きなのですが、イエスタデイ辣油も甘味とコクがあってすごく美味しい。

沖縄の新聞に包まれてやってくる様子も可愛く、プラスチックが全く使われていないところなんかもすごく賛同できる。とにかく現在、私のイチオシ美味しいものアイテムです!


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<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN  
心満たされるパリの暮らし』

著:井筒麻三子  写真:Yas
定価:¥1980
講談社

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前回記事「献立がラク&節約にもなる「作り置き」。我が家の冷凍庫に欠かせないのはこれ!【パリ井筒麻三子さんのおうちごはん日記】」はこちら

 
 
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